バリアフリーについて - 質問 - 次に、カラーバリアフリーについてお伺いいたします。 身体障害者福祉法によりますと、視覚障害は視力や視野の障害で永続するものと定義され、これには、赤と緑の違いがわかりにくいといった症状を有する色覚異常は含まれません。したがって、当事者の方々は身体障害者として認定されず、いわば法のはざまに抜け落ちた状態にあると言えます。 国の推計値、男性5%、女性0.2%に当てはめますと、本県における色覚異常の方々は男女合わせて約3万4,000人程度となります。推定とはいえ、これは大変な数です。そうした方々が感じる不安や不便を解消することは、「障害者に愛顔を」を公約の一つに掲げる中村県政にとって重要な課題と言えます。
県立中等教育学校について - 質問 - 最後に、県立中等教育学校についてお伺いをいたします。 東・中・南予の県立高校3校に県立中学校を併設する形で取り組みが始まった県立中等教育学校、平成15年度の誕生から本年で12年が経過しようとしています。今治東、松山西、宇和島南の県立中等教育学校3校は、6年間の継続指導で個性や才能をぐんぐん伸ばすことを統一目標として掲げ、この間、大学合格者数においても部活の成績においても、着実に成果を上げてこられました。