これからの地方政治について - 質問 - (拍手)皆様、おはようございます。 公明党・新政クラブの木村誉でございます。 初登壇の際、私は日に新たに、日々に新たに、また日に新たなりとの決意を披瀝させていただきましたが、この間、日々、新たに発生する政治課題に対し、県民の皆様が抱かれる日に新たな思いを、不器用ながらも精いっぱいお訴えさせていただきました。今任期中、最後の質問となりますが、本日も全力で皆様の思いを代弁してまいりたいと思いますので、中村知事初め理事者の皆様におかれましては、希望新たなる御答弁を何とぞよろしくお願い申し上げます。 最初に、これからの地方政治のあり方についてお伺いいたします。
財政の見える化について - 質問 - 次に、「財政の見える化」についてお伺いします。 先日、松山市内在住の青年から、こんな御質問をいただきました。「木村さん、国の借金がもうすぐ1,000兆円を超えそうだとニュースで言ってましたが、愛媛県の借金は今どれぐらいですか。」、私は「約1兆円になります。」とお答えした上で、この間の財政構造改革の取り組みによって、公債費、つまり毎年の借金返済額は2年前をピークに徐々に減少していく見込みですと将来見通しについて御説明したのですが、次の瞬間、即座にこう切りかえされたのであります。「それ、何年後になくなりますか。」、実に青年らしい鋭い質問であり、私は自身の不明に恥じ入る気持ちとともに、非常に重要な示唆を得た思いがいたしました。
県営住宅について - 質問 - 次に、県営住宅についてお伺いいたします。 日ごろ県民の皆様と対話する中で、県営住宅に入りたいが何とかならないかという御相談が、ここ数年とみにふえてきた、そう感じるのは私だけでしょうか。それぞれお話をお伺いいたしますと、失業、倒産、リストラなど経済状況の悪化により、それまでの住環境の変更を余儀なくされ、しかも緊急を要するというケースが多く、できるものなら何とかしてさしあげたいのでありますが、その切実なお訴えに対し、入居申し込みは係る法律と条例に基づき抽せんにより云々というお答えしか示せない現状に対し、じくじたるを覚えるのは私一人ではないと思います。