5/26・27の2日間、 文教警察委員会・建設委員会合同で、 東予地域5か所の視察を行いました。 最初の視察地は、 今治市のしまなみ海道沿線サイクリングコース。 自転車利用者と歩行者の安全対策や、 利便性向上に向けた基盤整備の状況を確認しました。 ブルーラインの延長や、 路面標示・案内サイン・距離標・国際標記・駐輪施設 の設置など、 サイクリストの聖地としての 着実な整備の進展が見られました。 2か所目は、今治警察署。 1964年に建築された旧庁舎の 老朽化・狭隘化に対応するため、 この間建替え工事が進められ、 昨年10月完成、 同年11月から業務が開始されたばかりの 新庁舎に伺いました。 総事業費17億7,000万円。 地上6階建ての堂々たる佇まいは、 県内第2の都市であり、 広範な島嶼部を管轄する今治市にとって、 正に安全安心のシンボル、 といえるのではないでしょうか。 万一の大規模災害発生時における 警察活動の拠点施設としても 大いに期待したいと思います。 3か所目は、今治小松自動車道の内、 今治湯ノ浦ICから今治朝倉ICまでの5.7㎞区間。 工事は順調に推移しており、 後は今治ICまで残る4.6㎞です。 昨年度から用地買収に着手した段階ですが、 これが完成すれば 本州から本県への直接乗り入れが可能となり、 物流の大動脈となるのは間違いありません。 道は、繋がるほどに価値が高まります。 一方で、 どんな変化もそこには 光と影、正と負の両面が存在するも事実です。 負の側面も十分考慮に入れ、 本県としてできるだけ早期の、 そして万全の全線開通を 目指してまいりたいと思います。