本年4月に発生した 「キウイフルーツかいよう病」は、 全国一の生産地である本県にあって、 農業関係者に極めて深刻な打撃を与えています。 本日は、公明党参議院議員の 横山信一・農林水産大臣政務官に随行する形で、 中村県知事や東予地域の県議会議員とともに JA東予園芸を訪問し、 関係各位よりご要望をお伺いしました。 JAではこれまで、被害の感染拡大を防ぐため 発生園での全伐採を指導し、 生産者もそれに応じてこられたわけですが、 出席者からは様々な悲痛の声が寄せられました。 4反中2反を伐採し、心が折れそうだ。 絶望から勇気が湧いてくる施策をお願いしたい。 病気に強い品種や農薬の開発をお願いしたい。 園地の資産に対する補償を検討してほしい。 今より利用しやすい共済制度を作ってほしい。 設備投資で銀行から融資を受けたばかり、 なのに全伐採。 収入の見通しが数年先という状況の中、助けてほしい。 訥々と訴えるキウイ農家の皆様のお話に、 終始、胸が締めつけられる思いでした。 この間、私たち公明党県議団は、 5/17に石田のりとし衆院議員とともに 西条市の現地視察を行い、 5/19に中村知事あてに 本件に関する要望書を提出、 そして、本日の公明党・横山政務官の現地入り と対策に取組んでまいりました。 しかし、現時点では 感染経路の特定にも至っていません。 本日、生産者からお伺いした 悲痛とも言うべき思いを真摯に受け止め、 感染経路の解明、 風評被害の防止対策、 生産農家の支援措置など、 可能な限りの対策実施に向けて さらなる努力を続けてまいりたいと思います。