今年1月からスタートさせた全国初となる同制度について、 愛媛県交通安全協会を訪問。 宮脇専務理事から制度を導入するにいたった背景や概要、 今後の展望など詳しくお聞かせ頂きましたが、 専務の力強い意気込みに、とても心強いものを感じました。 本県では、交通事故そのものは9年連続減少しているものの、 高齢者が占める交通事故の割合は逆に9年連続で増加おり、 電動車いすの増加はほぼそれにリンクして増えている という現状があるのですが、 これに関して、実は私自身にも原体験というべき 忘れられない記憶があるのです。 それは、議員として駆け出しの頃、 久万高原町のあぜ道で目にした 電動車いすの夜間集団走行とでもいうべき風景です。 これは近い将来、大問題になりかねない。 そんな思いから これまで委員会等を通じ提言を重ねてきたのですが、 その意味では、 愛媛県交通安全協会の尽力による今回の制度導入は、 電動車いすの安全対策を確実に一歩前に進めるものとして 心から敬意を表したいと思います。 私も引き続き、高齢者が安心して暮らせるように 各種施策の実現に取り組んでまいりたいと思います。