午前中、 愛媛県議会観光産業振興議員連盟(略して観光議連) 有志一同で、国土交通省観光庁を訪問。 本年7月に新設された 観光戦略課の初代課長・清水一郎氏から 観光立国の推進についてお話を伺いました。 清水氏は、本県松山市のご出身。 東大卒業後、英ケンブリッジ大学留学、 在英日本大使館に勤務するなど国際経験も豊富で、 その活躍ぶりには周囲から厚い信頼と期待が寄せられ、 観光新時代のキーマンといって過言でなく、 将来がとても楽しみな“本県輩出の”逸材です。 本年は、 小泉政権のビジットジャパンのスタートから10年、 観光庁の発足から5年という節目の年ですが、 史上初めて 訪日外国人旅行者数・年間1000万人を 達成することが確実になりました。 (4日後の12/20、無事達成!) 次は、2000万人の高みを目指して ということになるそうですが、 本日のレクチャは そのアクション・プログラムについてでありました。 外国人観光客の受入れ水準は、 日本は、まだまだ遅れています。 平成22年時点の国際比較で 世界で30位、アジアでも8位というレベルです。 それはナゼか? フランス、アメリカ、中国など トップグループと何が違うのか? など様々な課題に謙虚に向き合うとともに、 世界から憧れを集める日本となるために、 これからの国の有り様はどうあるべきか? といった 清水氏の確信溢れるレクチャからは、 数々の有益で貴重な示唆とともに、 私たち地方の将来の可能性について、 少なからずの希望と確信を得ることができました。 本県では、 来年の「瀬戸内しまのわ2014」、 「しまなみ国際サイクリング大会」、 4年後の「えひめ国体」と、 歴史的な重要観光イベントが 目前に控えています。 いずれも、 県民総ぐるみで大成功を実現するとともに、 新時代を見据えた新たな観光政策が 本県経済の成長エンジンとして そのポテンシャルを発揮できるよう、 私もしっかり取り組んでまいりたいと思います。