シルバーウィーク最終日の本日は、 地元の敬老会に参加させて頂きました。 70歳以上の方々の集いということでしたが、 皆さん本当に若々しく福々しく、 逆に私の方が元気を頂きました。 敬老の日は、もちろん、お年寄りの皆様に 感謝と敬意を表する記念日ですが、 その淵源は、 わが町のご老人から知恵と経験を聞く日、 というのがそもそもの主旨だそうです。 思わず目からウロコのような 新鮮な感動を覚えたことを、 今、思い出しています。 高齢化世界一の国となった今、 私たちは、高齢者とか老人の定義を今一度、 考え直さないといけないのかもしれません。 そして、働ける方には働ける環境を、 地域の中で役割と生きがいと喜びを、 また、 年齢だけでなく夫々のニーズに応じて 適切で安心な医療介護サービスなど等を、 どのように創りだしていくか、 ということは政治の重要な課題ですが、 必要なことは、正に由来通り、 ご高齢者の知恵に謙虚に耳を傾けること、 その意味で、 敬老の日は傾老の日でもあるなぁ、と 大いに実感させられる1日となりました。 筆舌に尽くしがたい戦後復興を成し遂げ、 今日の豊かな日本を築いてくださった皆様に 心から感謝しながら、 次の世代に安心の未来をつないでいけるよう、 ご高齢者の皆様方に耳と心を傾け、 がんばってまいりたいと思います。