午前、エネルギー・防災対策特別委員会を傍聴。 議題は「総合的な土砂災害対策の取組みについて」。 山間部が県土の約83%を占める本県にあって、 土砂災害発生に大きな影響を与えるのが、降雨量。 最近10年間と、その前の10年間を比べると、 降雨50㎜/h以上の発生回数は、何と1.3倍に増加。 さらにその前の10年間からは1.4倍と、 気候変動によって降雨量が確実に増え続けています。 このことは土砂災害の発生確率の増加に直結し、 その対策強化の必要性について論をまちません。 一方、本県の公共投資額は年々減り続け、 15年前のピーク時に比べ、約1/4の水準。 命を守ることを最優先とする財政健全化の実現を 追い求めてまいりたいと思います。 午後は、私が所属する 行政改革・地方分権特別委員会に出席しました。 本日の議題は「これまでの行政改革の取組みと 新しい行政改革大綱について」。 月末に行われる大阪府知事・大阪市長選では、 大阪都構想が大きな争点となっていますが、 その行方とともに、行革・地方分権こそは、 今後最も重要で関心の高い政治課題となるでしょう。 その中で、私自身、 将来における本県と国のあり方等について しっかりと構想をお示しできるよう 精進してまいりたいと思います。