午後、第15回男女共同社会づくり推進県民大会に、参加。 「いまなぜワークライフバランスか?��私は仕事も家族も決してあきらめない-」。 と題した、佐々木常夫氏の講演を拝聴した。 講師は、㈱東レ経営研究所代表取締役社長であると共に、 経団連理事、内閣府審議会委員、大阪大学客員教授、などの公職も歴任される超多忙の方、だが、 来場者がそれ以上に注目したのは、 20年以上にわたって抱えてこられた壮絶な家庭環境を、1つ1つ乗り越えてこられた氏の生き様、であったろう。 講演は、様々な人生の重荷を背負う人々にとって、説得力と希望があり、勇気さえ伝播したに、違いない。 その詳細については氏の著書「ビッグツリー」のご一読をお薦めしたいが、 その壮絶を乗り越える際、カギとなったのは、ご本人の説くワークライフ“マネジメント”にあった、 と、私は理解した。 長きにわたる、前例も答えもない苦境のさなか、 ワークとライフ、即ち、仕事も家族も決してあきらめない、 という透徹した“マネジメント”の実践なくして、氏の今日はなかったであろうし、それは、氏であればこその体現であった、とも感じ入った。 深い感動とともに。 バランス以上にマネジメントに比重を置いた、ワークライフ社会のあり様という示唆を得て、 愛媛における男女共同社会づくりの推進に向けて、新たな決意で取り組んでまいりたい、と決意する。