9:30、松山空港を出発。 本年初となる県外視察は、 今日から3日間。 私たち総務企画委員会が 最初に向かったのは、 愛知県常滑市の、中部国際空港。 その愛称は、セントレア。 日本の中心・セントラルにあるエアポート、 というのがその謂い、だそうだ。 さて、10:30に到着後、 最初の視察先は、まさにその、セントレア。 というのは。 空港に関する諸施策は本委員会の所管、 であるから。 会議室にご案内頂き、 早速その概要について、レクチャを受ける。 それによると、セントレアの特長は、 株式会社という運営方式による、 人と環境にやさしい空港、といえよう。 なるほど、ターミナル内には段差がないし、 歩道もトイレも、幅が広い。 自然光を全面に取り入れているから、 照明設備も、ほとんどない。 案内表示は、1つ1つ、高さも角度も色調も、 様々なハンディに対応して設置されている、 など、その徹底した ユニバーサルデザインの体現に感銘すると共に、 ビジネスマインドの高さにも、脱帽した。 充実した各種の商業施設はもちろん、 世界と地域に開かれた情報発信拠点として、 乗客もお客様、 乗客でない方もお客様、 施設見学に来る小学生は将来のお客様、 との担当者の熱意に、 同社の攻めの経営、を感じずにいられない。 そして、 ちょうど国の航空政策が岐路に立つ今、 本県松山空港の価値向上へのヒントが、 そこにあった、と思う。 次に向かったのは、 名古屋市の、愛知県交流居住センター。 そのミッションは、 高齢化率が50%を超える三河山間地域と、 田舎暮らしを希望する都市住民のマッチング。 言うほど簡単では、ない。 と、共感しながら、 そのご苦労を具体的に伺うことができた。 本県でも。 移住・交流促進は重要な県政課題の1つであり、 積極的に取り組みを進めているが、 ��例/えひめ移住支援PS⇒ http://www.e-iju.net/ ) こればかりは試行錯誤を積み重ねる以外、 近道はないのかも、しれない。 その対象とするところが、 商品でもサービスでもなく、 お1人お1人の人生そのもの、だから。 ともあれ、本日得た貴重な知見を、 本県と自身に置き換え、生かしてまいりたい。 末尾に。 お忙しい中ご対応を頂いた視察先関係各位に 心から感謝を申し上げたいと思う。