11:00より、 松山市内にて開催された「新春えひめスポーツの集い」に、出席。 これは、 県内外で活躍するスポーツ選手と、スポーツ団体・関係者等が一堂に会し、 情報交換と交流を深める新春恒例の集いで、今回が、第5回目。 私も、僭越ながら毎年参加させて頂いているのだが、 特に楽しみなのが、毎回のゲストスピーチだ。 本年は、プロ野球解説者の、山田久志さん。 あの、 阪急ブレーブス全盛期の大エース、であり、史上最高といわれる、華麗なるサブマリン。 現役引退後も、評論家・コーチ・監督として、プロ野球の発展に尽力されており、 特に昨年、WBC日本代表チームの連覇達成を、コーチとして支えられたことは、記憶に新しい。 そんな野球ひと筋の山田さんの講演は、なるほど、含蓄深かった。 チームの背景や自身の心理状況を織り交ぜ、当時の一投一打を再現しながら、のお話は、 綴れば長くなりすぎそうだし、端折ればニュアンスに欠けるのだが、 その主題は、 プロたるもの、 勝利への準備がいかに大切か、ということと、 常に油断を恐れよ、という2点にあった。 それは、 投げても投げても勝てなかった新人の頃、の教訓であり、 22勝を挙げて怖いものなしの全盛期の頃、の教訓である。 どの道であれ、きっと、駆け出しにもベテランにも教訓があって、 それを生かしてこそプロといえるし、プロに求められるのは勝つことなんだ、 と、心に染み入りスッと、腑に落ちた。 その、プロとして忘るべからずの教訓を、 自身に置き換え、その使命の中で生かしてまいりたい、と思う。 ��写真は、昨年のWBC優勝メダル。本物です。)