ほぼ終日、議事堂にて。 缶詰となって行われたのは、 愛媛県議会がん対策推進議員連盟・ 条例制定プロジェクトチーム(PT)の、 フィールドワーク。 愛媛県がん対策基本条例(仮称)の制定を、 目標とする来年2月議会で実現するには、 素案を11月中にまとめ、 法令審査に回さなければならないのだが、 それ以上に優先されなければならないのは、 誰のために、何のために、 その条例は必要なのか、という哲学、だ。 条例制定PTでは、優先すべきその哲学を、 がん患者・ご家族、 ひいては広く県民の皆様が、 がんになっても納得して治療が受けられ、 安心して暮らすことができること、 とし、 そのために条例は必要不可欠、と結論した。 ご案内の通り、 県議会がん対策推進議連の活動は、 「6位1体」(患者ご家族・議会・行政・医療・ 企業・マスコミ)で推進することとしており、 6者いずれにあっても、 活動の根拠となり推進力となる条例とすべく、 また、6者が自分ごととして、 それぞれの思いが詰まった条例とするために、 本日は、ほぼ1日かけて、 行政・医療・患者ご家族の皆様方から、 ご意見ご要望を本音ベースで、 詳細にわたりお伺いさせて頂いたのである。 何よりも私にとって大変勉強になったし、 実に有難く充実したひと時だったと思うのは、 終始、真剣で本気の議論が交わされ、 めざす目的の共有、を実感できたから。 と同時に。 本議連と条例制定PTの責任の重さ、 いや増しての重たさに、深い緊張を覚える。 タイトなスケジュールの中ではあるが、 先述の目的をめざし、 愛媛モデルといわれる条例制定に 全力を挙げて取り組んでまいりたい。 最後に、 お忙しい中、 長時間にわたりご出席を賜りました皆様に、 心より感謝と御礼を申し上げます。 本日は誠にありがとうございました。 ��写真は、玉井事務局長による撮影)