午前、地域活性化特別委員会。 テーマは、「愛媛大学との連携について」。 いきなり余談だが、その開会の時刻。 窓の外では、 ツクツクボウシが鳴いていた。 思わず、手帳の日付を確認したが、 気になったのは私だけだったか。 さて、ご案内の通り、 国立大学は2004年から法人化されたが、 泉副学長によると、 これによって全国の国立大学は、 これまでの、 いわば文科省という本社の支店という位置づけから、 それぞれが独立した法人となった、のだそうだ。 従って、国立大学法人愛媛大学は、 愛媛県を地盤とし貢献目的とする法人格となった。 そうしたことから翌2005年、 県と愛媛大学は連携協定を結び、 「相互の緊密な連携と協力により、 地域の課題に迅速かつ適切に対応」 することと、 「活力のある個性豊かな地域社会の形成・発展に寄与」 することを目的とし、 産業活性化、県土保全、人材育成に関することと、 その他連携の推進が必要な事項に関すること、 を具体的な連携事項として取り決めた、そうだ。 この間、既に 19項目について合意し取組みを進めているが、 何れも具体的な地域課題を“的”としており、 その点、大いに評価したいし、期待したい。 委員からは、様々な質疑がなされたが、 愛媛大学が、単に知の殿堂のみならず、 地域社会への貢献や県政課題解決に向けた 有力なシンクタンクとして、 行政とウィン×ウィンの関係構築を目指されたい、 という点については完全に一致した、といえよう。 まさにテーマの通りだが、 本県発展のために、愛媛大学と しっかり連携してまいりたい、と思う。