朝一番の飛行機で、上京。 何時になく揺れが激しいフライトを終え、到着した強雨の東京を、足早に移動。 時間が許すお昼過ぎまで、地元メディアの東京支社様を、表敬。 お世話になった懐かしい方々と、しばし旧交を温めさせて頂いた。 皆々様には、その節は有難うございました、とあらためて感謝申し上げたい。 と、次に向かった先は、国会。 消費者庁設置法案等が審議・採決される、参議院特別委員会、だ。 ものものしい警備の中、テキパキと手続きを進め、いざ、傍聴席へ。 ほぉーっ、と、テレビでおなじみの国会中継の現場が、あった。 麻生総理を初め、 この日の主役である野田聖子消費者行政担当相、舛添厚労相等が、次々と、答弁に立っていた。 振り返れば、昨年2月。 当時、大問題となった中国製冷凍ギョーザ事件を機に、時の福田総理が構想を示した消費者行政の一元化、 が、ここにひとまず一歩前進の決着を、みようとしている。 同2月議会の会派代表質問で、 国に先駆けて、その必要性を訴えさせて頂いた私としては、少なからずの感慨と同時に、 あれから約1年半という、国の時間経過に対する忸怩も又、禁じえなかった。 さて、怒涛の論戦の後。 同法案は、全会一致で可決され、早ければ、今秋にも消費者庁が発足、 の運びとなりそうだ。 これによって。 法律の所管が不明確な、いわゆる、すきま事案やたらい回しが解消され、 消費者被害の未然防止と、発生事故の拡大防止につながることを、 期待とともに注視してまいりたい。 その後、在籍した本社を表敬。 お世話になった役員や先輩方との再会に、近況から始まるエンドレスな会話が、 場所を変えながら、夜と共に、感謝とともに、更けていった。 終日降り続いた強雨にあっても、心には希望が降り注ぐような温かな1日、 となった。