今日から2日間、地域活性化特別委員会の、県外視察。 午前、松山空港を出発し、午後、沖縄に到着。 私にとって初の、沖縄訪問であった。 まだ2月初めというのに心なしか、暑い。 と、一行がさっそく向かったのは、㈱お菓子のポルシェ、であった。 はて、お菓子で地域活性化? その疑問は、情熱的な女性社長のレクチャによって、なるほど、と、スゴイ、に変わった。 同社は、1979年に沖縄市の読谷村にて創業された。 当初は文字通り、ドーナツやパイなどのお菓子メーカーだったのだが、 86年に基幹産業が不振に陥った同村の、村おこし事業に参加したところから、そのストーリーは始まったという。 現在、 農商工連携88選認定や、全国菓子博名誉総裁賞など、 挙げればキリがないほどに注目を集めている同社だが、 有名なお菓子のブランディングに成功したその秘訣は何であったか。 話せば長いけれど、私なりに要約すると。 地元特産の“紅いも”をまん中に、新商品開発から販売まで。 同社と生産者と、農協と役場が一体となって、 ��WOT分析に適ったマーケティング戦略が 実に見事に実行されたこと、に尽きよう。 社長のお話から。 その間の関係者のご苦労の筆舌が、溢れるように、伝わってきた。 その苦労を乗り越えて。 事業の立ち上げから、 売上で約41倍、 地元雇用で約170倍、 紅いも生産量で約16倍、 という「地域活性化」を実現されたのだ。 感動とともに貴重な知見を頂き、感謝するとともに。 本県における地域活性化につながるよう、しっかりと取り組んでまいりたい。 ��写真は、那覇空港にて。)