県外視察2日目の本日は、名古屋市立井戸田小学校を訪問。 その特色は、英語活動を通じた国際理解教育の実践、にある。 それは、英語という語学、という学問の範疇を超えて、 異国の相互理解、というコミュニケーションスキルの体得を目指すもの。 さっそく、その授業に参加させて頂いた。 担任の先生と、ネイティブの講師がパートナーとなって、 全員参加型の、というか、参加したくならざるをえない、ゲーム型ロールプレイングとでも言おうか。 リズムに乗って、体で覚える、楽しく習う、授業。 もし、私の小学校時代に、こんな授業があったなら、ひょっとして英語ペラペラになってたかも、と感じつつ。 コミュニケーションは、お互いの気持ちを通わせること。 その当たり前の原点をあらためて教えられる思いが、した。 児童に対して、語学習得以前の問題として。 気持のやりとりの重要性を理解させようとする同校の取り組みに、心から敬意を表したいし、 本県にも反映してまいりたい。 その後、徳川美術館、愛知県芸術文化センターを訪問し、文化振興の観点から、種々関係者レクチャを賜ったが、 終始、愛知県は巨大、という印象が頭を離れなかった。何という大ホール、コンサートホール、アートライブラリ。 本県と比較して、人口約5倍、財政規模で約4倍、だからスケールギャップを感じるのも当然、であろう。 がしかし、文化はスケールにあらず、お金にあらず、だ。 文化振興については、本県らしく等身大で、自信をもって進めることが大事、と強く思うのであった。 ��写真は、井戸田小学校の教室に掲出の、世界地図。 相手の気持ち、を教えてくれる1枚の、地図である。)