正月気分、2日目。今日で、お正月は終わり。 この日、手に取ったのは、猪瀬直樹氏の、「霞が関「解体」戦争」。 中身は、政府の地方分権改革推進委員会での氏と官僚との討論の一部の、誌上公開。 それは、期待していた通りの、バトル、であった。 そのはず、である。 氏の結論は、地方分権の究極は霞が関の解体、なのだから。 想像以上のバトル、と刺激を感じるとともに、 翻って、私はどうだ?と考える。 次元は異なるが、各種委員会にて与えられるテーマに対して、 論戦の機会を得て、という点においては、変わらない。 結論もあまり違わない、と思っている。 けれど、そのプロセスとアプローチの違いたるや、呆然、くらいの衝撃を受けた。 知見の豊富さ、修羅場の場数と、一切の妥協を挟まない戦闘性と。 氏ならではの才能と、氏ならずとも必要な、議員の資質と。 勘違いすることなく、誠実に読み取ろうとするとき、 私は、誰の利益に立ち、何に対して譲れないのか、という議員としての根本、を問われる思いが、した。 私は、どうだ?との反すうに。 返ってくるのは、あの時の誓いであり、 初心に忠実を貫くのみ、というあの日の決意、ばかりであった。