昨夜のうちに、大分へ移動。 ��M10:00、会派の笹岡議員とともに、大分県庁へ。 目的は、本年9月に開催された「おおいた国体」の、施設整備概要のヒアリングと、見学。 まず、議会事務局ご挨拶の後、国体局職員各位からお話を伺った。 当局の、施設整備にあたっての基本方針はきわめてシンプル、であった。 要約すると、 可能な限り既存施設を活用し、新設も含めて整備は必要最小限で行う、 と私は理解したのだが、それは数字に、まさに如実に、表れていた。 おおいた国対の施設整備費は、約52億円。 2003静岡国体610億円、2004埼玉国体316億円、2005岡山国体 91億円、2006兵庫国体183億円、 に比べると、 当局の方針順守のご苦労が痛いほどに、浮かび上がってくるのである。 中でも、国体の華である、水泳競技。 その舞台となるプールについて、検討の経緯を詳しくお伺いした。 当初は、57億円をかけて新設する計画であったが、 最終的に、既存プールの改修によって、約11億円で整備することができた、という。 その、別府市営青山プールを見学した。本県に置き換えた場合、という前提で。 現地では、別府市職員各位にご案内頂いたのだが、 会議などでは出にくいような、かかわった当事者ならでは、 といったご苦労話の1つ1つが、とても貴重で、参考になった。 えひめ国体まで、あと9年。 今回の視察を県政に生かしてまいりたい。 大分県庁と別府市職員各位に満腔の謝意を述べながら。 結局、温泉につかる間もなく。 別府港から八幡浜へ向け、急ぎ、船上の人となったのであった。 ��写真は、別府市営青山プール、の飛込用プール。)