早朝、因島へ。親戚の、おじの葬儀にて。 その方は、私が幼い頃から、いつも、元気であった。 いつも、笑顔だったし、いつも、夫婦仲良く、 そして、いつも私のことを誉めて、くれた。 今日は、私が彼を誉めてさしあげたい。 おじさんの人生は。 男としても、夫としても、父としても。最高に立派でしたよ、と。 まるで寝顔のように安らかなおじに、心で語りかけ、そしてお見送りした。 悲しい。 けれど人は、いつか、送られる。きっと、生きてきたように。 参列者の皆様方の悲しみに。 おじが、いかに皆様から慕われる人生を生き切ったか、と思う。 ほまクンなら、できらぁ。そんな励ましが、今にも聞こえてきそうだ。 おじのように、そういうふうに。自身の人生を生き切りたい、と決意した。 見上げると。抜けるような青空が広がっていた。