日中の政務を終え、日が長くなったのを実感しながら。 夜、久万高原町を訪れた。支持者の皆様との対話集会、である。 なんといっても、県内で最も広い、町。 お忙しい中たくさんの方々が、山を越え、谷を越え、高知県境からも、 はるばると駆けつけてくださった。心から感謝を申し上げたい。 そして。 来てよかった、と思って頂けるひとときを、と、心に期しながら、会は始まった。 最初に、先ごろ閉幕した通常国会における、公明党の取り組みと実績についての、ビデオ上映。 例えば、公立小中学校の耐震化促進。 それは、中国・四川大地震直後の電光石火だった。 わが党・太田代表から、福田総理に強く申し入れた結果、実に、約3週間で、法改正が実現することとなった。 これにより、国から各自治体への補助が、大きく引き上げられることとなった。 全国の公立小中学校の耐震化促進に、勢いをつけてまいりたい。 また、 クラスター弾の全面禁止や、クールアース・デーの創設も、公明党の提言によるものであったことや、 来年度から始まる消費者庁の創設も、公益法人改革も、公務員制度改革も、そして何より、長寿医療制度の改善も。 私たち、いや、私たちがお届けさせて頂いた、皆様の声が、その実現の源であったこと、 などを、解説を交えながらお話をさせて頂いた。 本ブログで何度も綴ってきた通りだが、過去は知らずこれからは、 私たち庶民の声が政治を動かしていく、と私は信じてやまない。 透明化と、グローバリゼーション。 経済はもちろん、福祉も、医療も、教育も、文化も、治安も、 危機すなわち、かつてない転換を余儀なくされる時代にあって、 わが国の政治は、この2つのキーワードを軸に、付可逆で、加速しながら進むことを確信するから、だ。 また、そうでなければ、世界の中で、将来、存在感ある日本のポジションは得られない、と思う。 皆様との、連日の対話を通して。 かつてあった、お上にお任せ、という意識ではなく、 等身大の自分ごととして、私たちの国は、地域は、こうあるべきだ、こうするべきだ、 という、 まさに、この国の主権者としての自立した意識が、津々浦々に急速に広がりつつあることを、五感で感じる。 時代の精神、と思うほどに。 だからこそ、政治家はそれをカタチにしていかなければならない。 微力とはいえ、私の仕事も、そこにある。そんな思いで、質疑となった。 いつも通り、止まらない、要望と提言の数々。 それは、私たち公明党への期待の裏返し、であり、 有難く、真摯に受け止め、何としてもお応えせねばならない、のだ。 私にお答えできることは丁寧に、お約束すべきことは誠実に、 お1人お1人とお話をさせて頂きながら、1つ1つ、メモに留め、心に留めさせて頂いた。 あっという間、の90分は、しかし、とっても和やかでアットホームなひとときでもあった。 やっぱり、久万高原町、だ。私は、この町とこの町の皆様の純朴が、大好きだ、と思う。 離島という、やはり純朴な田舎で育った私のDNAが、ここも同じだ、と本能的に騒いでいるのかもしれない。 テレビで有名な政治家が国民目線で、というなら、私は、皆様と同じDNA路線で、わが地域に貢献してまいりたい、 そんな思いで、皆様をお見送りさせて頂いた。感謝の気持ちが込み上げて、きた。 ��写真は、愛媛県身体障害者福祉センター入口にある、坂村真民さんの詩。日本人のDNA、に思いを寄せながら。)