第307回愛媛県議会定例会が、始まった。本日は、いわゆる、6月議会の初日、である。 例年だと、ここで補正予算が組まれ、関連議案が審査される、のだそうだ。 しかし、今議会でそうした予算にかかる議案は、ない。 まさに、加戸県政始まって以来の出来事、という。 それほど、県財政は厳しい、のだ。知事の議案説明にも、その苦渋が、あふれていた。 とはいえ、6/11の本ブログにも綴った、が、 県政チェック機能としての、今議会の質問戦は、各会派・議員諸氏が、どの分野にどのように踏み込むか、 そして、各種委員会では、議員個々人が、所管事項の何を取り上げ、どう切り込むか、 まさに、日頃の政務活動の視点と中身が問われそうで、大いに注目したいし、私も万全で臨ませて頂きたい、のである。 引き続いて午後は、愛媛県議会観光議員連盟の勉強会が開催され、出席した。 関係理事者のレクチャにより、本県の観光事業の現状について、マクロ視点から学ばせて頂いた。 ざっと、数字を掴まえてみたい。 昨年1年間の本県への観光客数は、2,400万人強。日本の人口の約2割、だ。 それは15年くらいのスパンで見ると、緩やかだが、上昇トレンドである。 次に、同じく昨年の、観光施設のべ利用者数をみると。 年間30万人を超えるのは、マイントピア別子、石鎚ハイウェイオアシス、タオル美術館ASAKURA、鈍川温泉、湯ノ浦温泉、松山城、えひめこどもの城、ふるさと交流館、虹の森公園、の9つ。 50万人を超えるのは、松山城ロープウェイ、愛媛県美術館、県立とべ動物園、東宇和物産会館、みしょうMIC、の5つ。 そして、100万人を超えるのは、道後温泉のみ、である。 皆様は、この15施設の内、いくつ体験されただろうか。まだ、の方には、ぜひ一度お運びを、と思う。 2010年に、訪日外国人旅行者数1,000万人をめざす、国のビジット・ジャパン・キャンペーンが盛り上がりを見せる中、 観光議連の私たちも、ビジット・えひめ・キャンペーン実施中、の心意気で、党派を超えて取り組んでいくことを確認し、 そこにこそ本県の、確かなる経済成長の可能性が存在する、とお互いに確信した、議連勉強会であった。 そんな具合、の、6月議会初日であった。 ��S.レクチャを頂いた理事者の皆様、お忙しい中をありがとうございました。 ��県議会の質問戦は、どなたも当日、傍聴できます。 なお、写真の傍聴者は、傍聴される方、が正解です。)