午後、市内にて。 愛媛拉致議連総会及び記念講演が開催され、私も、同議員連盟の末席として参加させて頂いた。 本総会は、1年間の議連活動の総括会合であるとともに、 来月、松山市にて開催される、��拉致被害者を救出するぞ!国民大集会 IN 愛媛」への、キックオフミーティングであった。 特に、記念講演。 “北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会”��通称:救う会)の会長であられる佐藤勝巳氏のお話は、実に貴重で、深い示唆に富む内容であった。 佐藤会長は、新潟県出身の社会活動家で、約50年にわたって北朝鮮の研究に携わってこられた方である。 ご本人の弁によると、かの国の本質を最も理解する日本人2人の内の1人、とのこと。 そんな佐藤会長の、信念と確信に基づいたお話は、おそらく聴衆の心を大きく揺さぶるものであったろう。 ヘビーワードの、言言句句も。 そのみなぎる確信により、強力な説得力となって、聴き手の私たちの心に迫り、腑に落ちてくるのである。 いわく。 かの国への外交スタンスとして、対話路線での成功例はかつてない、と。 日本は95年の橋本内閣以来、140万トンの米の援助を行なってきたが、 残念ながら、その人道支援の見返りは、ミサイルと核実験、という非人道的メッセージであった、と。 そして。 拉致問題に関しては、圧力を持って臨む以外ない、と結論づけられ、その理解の輪を広げることが肝要、と訴えられた。 折りしもちょうど同じ時間、北京で日朝外務省実務者公式協議が開催されていた。 講演の最中にも、いつ朗報が飛び込むかと期待しながら。 救う会が最も信頼を寄せる斎木アジア・大洋州局長が、拉致問題解決の進展を勝ち取ることを心待ちにしながら。 そして、約50分の講演は、終了した。日朝協議の結果は、固唾を呑んで、今晩のニュースを待ちたい。 散会後。 拉致問題を、このまま終わらせるわけにはいかない、と、あらためて憤りが込み上げてきた。 ご家族のご心情を考えるほどに、残された時間との戦い、時間を引き延ばすものとの戦い、であることを理解した。 そのためにも。 来る7/6(日)13:30から松山市民会館にて開催される、��拉致被害者を救出するぞ!国民大集会 in 愛媛」を、何としても成功させるぞ、と、強く深く思うのであった。 ��S.本ブログをご覧の皆様へ 当事者の痛みと苦しみに寄り添ったとき、人は、心の中で、何かが変わると思います。 その小さな変化がお互いに共振し、増幅したとき生まれる、新しい何か。 その何かが、拉致問題を大きく前進させる、ということを、 ちょっとおこがましい言い方ですが、私は信じています。 当日は、ぜひお誘い合わせの上、ご来場賜りますよう、この場をお借りして、心よりお願い申し上げます。