正午過ぎ。 先輩・同僚議員各位と共にバスに乗り込み、いざや高知へ、と県庁を出発した。 個人的には、北から一転、南へ。連日の移動旅、だ。 さて、今回の用向きはというと。 四国四県観光議員連盟設立総会、と森林・林業・林産業活性化促進地方議員連盟四国地方連絡会議定時総会、という2つの会合の決議参加、にあった。 ちなみに後者は、私にとって、生涯最多漢字文字数会合名、であるが、これは余談。 15:00前、会場である高知市内のホテルに、無事到着。 バスから降りると、外は、入梅を思わせるような雨模様であった。 16:00、四国四県観光議連設立総会を記念する講演が始まった。集いも集ったり、総勢130名強。 最初に、��交通・観光施策による地域の活性化」と題して、四国運輸局長の石丸周象氏による講演が30分。 次に、��これからの観光と広域連携」と題して、㈱JTB常務取締役の清水愼一氏による講演が30分。 いずれの中身も濃かった。 できれば時間をたっぷり割いて、じっくり聴きたかった、というのは、きっと私だけではないだろう。 そして、17:00からは、いよいよ四国四県観光議員連盟設立総会、開会。 会場にはマスコミ各社がズラリ、なところが、本総会の重要さを物語っているといえそうだ。 連盟規約と役員の選任が了承された後、早速、初年度事業計画が出席者の総意を持って決議された。 目玉は、韓国人観光客の誘致に向けた取り組み、つまり、韓国を戦略ターゲットとしたPR活動、である。 実は、韓国人観光客は、全ての訪日外国人旅行者の内、30%強を占め、 かつ、この10年で約4倍増の260万人、と、超右肩上がりで増え続けているのである。 ��WOT分析に当てはめると、強み×機会。そこにフォーカスしたターゲット設定は非常に説得力がある。 また、ユニークな仮説の下、主要顧客層のインサイトと、トライアル中心かリピーター中心か、といった需要構造、 その他いくつかの要因を、もう少し突き詰めて検証すれば、有力なプロモーション計画ができるに違いない。 その他、 ��四国八十八箇所霊場と遍路道」の世界遺産への早期登録に向けた支援活動、 東京等から四国内空港の異なる離発着でも適用される往復割引運賃の導入、 本四架橋3ルートの通行料金引き下げ要望活動、 香川・愛媛から就航しているソウル便の運行時刻の利便性を向上させるための要望活動、 日本第1号となる四国ジオパークの認定を目指す活動、を四県連携にて推進していくことを決議した。 キックオフにして、アクションプランまで採択されるあたり、細工は流々、の世界。一兵卒の私には、及びもつかない。 レポートが長くなったが、本日の行事の、まだ1/2。続きは後日また、改めてご報告させて頂きたい。 ��写真は、尾﨑正直・高知県知事の来賓挨拶。御年40歳、容姿端麗、頭脳明晰、は、羨ましい、のひと言。)