本日も、フル回転の1日。 午前、地域活性化特別委員会。午後、講演会と県民相談。 そして夜は、市内の党員会に参加させて頂いた。 盛りだくさんの中で今日は、㈱内外ニュース主催の講演会について。 タイトルは、��命の危機管理~ヘリコプター救急の普及を目指して~」。 講師は、認定NPO法人・救急ヘリ病院ネットワークの、国松孝次理事長である。 国松理事長は知らなくとも、国松元警察庁長官といえば、ピンと来る方は多いだろう。 そう、今から13年前の、あの、衝撃的な狙撃事件により、3発の凶弾を受けたご本人であられる。 幸いにして一命を取り留め、健康を回復された国松氏は今、ドクターヘリの普及にご尽力をされているのであった。 その目指すところは、まさに私たち公明党にとって、2003年マニフェストに謳って以来の悲願と重なる。 そして、昨年6月の、ドクターヘリ特別措置法成立は。 そうした、関係各位のご努力の賜物以外何物でもないし、救急医療の前進に、極めて大きな道筋を拓くものであった。 そうした矢先に、明るいニュースも飛び込んだ。 それは、今年1月。 愛知県の山間部で池に溺れ、心肺停止状態になった3歳児が、ドクターヘリ搬送・治療によって見事に蘇生回復した、というニュース。 国松理事長の講演は、そうした救急医療に果たすドクターヘリの効用について、 具体的事例を挙げ、データを駆使しながらの、非常にわかりやすいものであった。 その上で。 ドクターヘリの整備普及を進めるには、行政課題はまだまだ山積、とし、 地域住民とのコンセンサスの確立から、総合救急医療という、制度設計上のテクニカルなものまで、 私たちに対して、極めて大きな宿題を投げかけて終了となった。 かけがいのない命が、1つでも多く助かるように。 世界最先進のドイツに学び、スイスに学び、そして、愛媛と四国の救急医療改革につなげてまいりたい。 それこそ、私たち公明党がなさねばならない仕事、と信じて。 ��写真は、認定NPO法人・救急ヘリ病院ネットワーク・国松理事長の講演風景。)