日中は、明日の街頭遊説の準備。夕方は、県民相談と党務で市内を回る。 中でも、とりわけ。 今日は、ご相談者の方に、一歩前進の対策実現をご報告することができた。 そのお喜び頂く姿に接したときは、こちらまで嬉しさが込み上げ、 各所に足を運び、心を砕いたことが報われる冥利とともに、ご尽力頂いた関係各位に、心から感謝を思うばかりであった。 これからも、どんな些細なことも見逃さず、油断せず、県民の皆様からのご相談にお応えしてまいりたい。 さて、明日の遊説のこと。問題は、原稿作成である。 ひざ詰めと違って、遊説は、一方通行のメッセージだ。 しかも、相手は、一般的に不特定多数であり、そもそも、最初から最後まで聴いてもらえるものではない。 そこを聴いて頂くためには、途中途中で、何かしら、心のフックとなるように内容も言葉も吟味しなければ、と思うと、なかなか筆も進まず。 とはいえ、書き出しは、“皆様こんにちは、こちらは公明党です”、に違いない。 でもって、明日の久万高原町は、高齢者比率が県下トップクラスの町。 お訴えするテーマは、1つしかない。したがって、続くフレーズは。 “本日は、今、最も関心の高い、後期高齢者医療制度についてご報告にまいりました”、となろう。 さあ、ここからだ。この間の草の根対話で、私が肌身で感じた率直を、思い切ってぶつけよう。 シンプル イズ ベスト、次のようにつなげてみる。 “ご承知の通り、後期高齢者医療制度は、本年4月から導入されました。 連日、マスコミでは、姥捨て制度とか、高齢者切り捨てとか、国民の不安をあおる報道を行なっています。 しかし、今、大事なことは、この新たな制度が、実際、私たちにとって、どのような影響があるのか、 冷静に判断し、具体的に対応をしていくこと、ではないでしょうか?” 本当に心からそう思う、ここが今回の遊説メッセージの核心である。 私たちへの影響というのは、常に現在と未来に向かうものであるし、その両方を視野に入れた上で。 真に議論すべきは、この制度は何がどう良くて、何がどう悪いか、という具体であるべきだ。 そうした1つ1つ、思いを確かめながら、今、続きを考えている。夜は、長い。 ネットによると、明日の天気予報は晴れ。一点の曇りなく誠実に、そして全力でお訴えしてまいりたい、と思う。 ��写真は、ピーター・ツィンマーマン作 「スコープ」 at 東京ミッドタウン。)