昨日今日と、県民相談対応に掛かりきりとなった。相談多数、報告多数、である。 そういえば。 企業では、よく、ホウ・レン・ソウという基本がいわれる。いわゆる、組織や上司への、報告・連絡・相談、だ。 議員に訳すと、その順番は、ソウ・レン・ホウとなる。 県民当事者からの相談があって、関係部局への連絡があって、その検討あるいは調整結果を、最後にその方へご報告する。 これが、基本なのである。そして、私は。 そのサイクルが最短で、最大のクオリティが実現できるよう、特にスピードを意識しながら、今持てる全力で取り組ませて頂いている。 スピードといえば。昨今では、メールという便利なツールが一般常識化した感がある。 が、私の場合、なるべく、当事者の思いそのままにお伝えできるように、理事者各位への連絡は、アナログかつフェイスtoフェイス、を心がけている。 広告会社勤務時代に身につけたブリーフィング、オリエンシート、シーンボード、ビデオや、はたまたサムネールというお絵描きを活用しながら。また、対話のトーンも含めて。 とはいえ、努力の余地は広大で、まだまだなのである。と、前置きは、そのくらいにして。 今日は、いくつかの県民相談のご報告で。 当事者の方々から、予想をはるかに越えて喜んで頂く場面があり、それ以上にこちらの方が、嬉しさ込み上げた1日なのであった。 個人情報でもあるため内容は措くが、それぞれの方から頂いた評価には、共通したポイントがあった。 1つは、そのためにわざわざ足を運んでくれ、そこまでしてくれたこと。もう1つは、市と国とのスムースな連携とその反応の速さ、であった。 いい意味で期待が裏切られた、といわれるのである。 嬉しさが込み上げたのは、私のことに対してではない。それこそが公明党の存在理由に他ならない、ということに対してであった。 本当に、嬉しかった。 まさかそんなことまで、という、その、まさかの実現こそ、公明党創立の原点なのだ。 政治は国民のためにあり、議員はそのために働く公僕なのだから、そんなことまでするのは当たり前なのだ、ということを体現するのが、公明党の使命なのである。 あまりにも大きな使命と、そして。 その一員として恥じないように。広大な努力の余地を、今日よりまた、自身との戦いの中に埋めてまいりたい。