今日は終日、今治デー。早朝、市内の通勤ラッシュとは逆方向に、東へ向かう。 まずは午前、県民相談にて波方を視察。谷口今治市議に同行頂き、ご相談者から事情を伺う。 調査なくして発言なし、とはこのことである。 状況の不合理さに愕然となるとともに、その足で関係企業を訪れ、行政当局との相互連携と、対応策の申し入れを行なう。 午後は、今治市役所、今治西高、今治北高、企業各社を表敬訪問。 市役所では級友2名を、いわば抜き打ちで、訪ねた。一瞬、ビックリした後、苦笑まじりのニヤリ。 二人が示した、まったく同じ反応が絶妙に面白かったが、突然の無礼を少々申し訳なくも感じながら、ご活躍に接し、嬉しい限りであった。 また。 私の母校・今治西高、妹の母校・今治北高では、それぞれ校長先生にご面談を頂く。極めて個人的な世間話から始まり、教育行政から国の行方まで、対話は広がった。 お二方とも大変ご多忙中にも関わらず、快くご対応を頂き、心から感謝申し上げたい。 貴重な示唆に富むご教授を種々賜ったそのひと時は、まさしく、光栄の至りであった。お取次ぎ頂いた教職員の皆様にも心より御礼申し上げたい。 そして、夕方にさしかかる頃、伯方島へ移動し、親戚挨拶、県民相談。夜は、級友の営むお店で親戚と食事の後、今、ようやく帰宅、となった。 訪れたお店の級友は、中学の同級生。たぶん卒業以来だから、29年ぶりの再会である。 念のため、店員さんに、お店の主人の名前を訊ねたところ、やはりテッちゃんだった。 だよね、と思った矢先、その店員さんが、“誉くんやろ”と、ピタリ、私の名前を言いあてた。 一瞬の間をおいて、事態がようやく、飲み込めた。その店員さんが、彼の奥さんであり、同級生のまみちゃんであることを。 感動的な、大爆笑となった。 あわただしい時間帯でもあり、ひと言ふた言のお話ししかできなかったが、次はゆっくりと訪れることを約して、家路についた。 会いも会ったり、話しも話したり、の1日。ハンドルを握りながら、思い返しながら。 自身のDNAの本籍。あるいは。あの頃、というだけで通じ合える、絆の不思議。 それがあることの有難さが、ほっこりと温かく、いつまでも心にしみていた。 ��写真は、夕映え神々しい、伯方島の金波銀波)