午前、㈱フェローシステム(代表取締役/三好大助氏)を訪ねた。 NPO法人ユニバーサルクリエート(代表/佐伯康人氏)が推進する、あるプロジェクトについてお話を伺うためである。 その名は、「えんむすびプロジェクト(以下PJT)」。��ご参照URL⇒ http://enmusubi.biz/uc/enmusubi.html ) その理念と実践を語る前に。 彼らは、世間でいう、障がい者、という言葉を使わない。確信を持って、チャレンジド、と呼ぶ。 あの、ケネディ米大統領がスピーチで使った言葉だ。チャレンジドとは、神から挑戦という使命を与えられた人を意味する。 そして、そう呼ぶとき、そこには、障がいをマイナスということではなく、障がいゆえに体験する様々なことが、実は、自分自身と社会に活かすべき、価値なのだ、という確信に変わるのである。 さて、同PJTの理念に戻る。私なりに要約すると、以下の3つである。 1. チャレンジドの所得増による経済的自立をめざすこと。2. 企業・アーティストとのコラボで新商品を開発すること。3. 生産から販売までのビジネススキームを確立すること。 そして。 ついに今回、理念に基づく、同PJT開発商品第1弾、「お札入り縁起色紙」が完成したのであった。詳細は上記URLに譲るとして。 話は、これをどのように社会に発信し、ゴールへのムーブメントにしていくか、と熱く、続いた。 その中で、特に、私が感銘を受けたのは、ユニバーサルクリエート佐伯代表の、次の言葉である。「えんむすびPJTを通じて私たちが達成したいのは、実は、町づくりなんです。」 心に、刺さった。3つの理念さえ、その手段であるのだ。 その魅力的なコンセプトの実現に向け、早速、行政にできるサポートを検証してみたい、と思う。強烈に心を動かされた、ひとときであった。 IT企業としてユニバーサル社会に貢献したいと願うフェローシステムと、チャレンジドの就労機会と場づくりに取り組むユニバーサルクリエート。 それぞれのご努力により、参加アトリエと支援団体が、静かにではあるが着実に、広がっている。 静かに、を、活発に、に。着実に、を、いきおいよく、に。 微力ながら、その一助となるべく、動いてまいりたい。大きな、そして希望あふれる宿題を、頂いた1日となった。 明日は、佐伯代表が大きく触発を受けた、あの、ナミねぇこと、社会福祉法人プロップステーションの竹中理事長を伺う予定だ。 どんな触発を受けるか、今からワクワクなのである。 ��写真:左から、私、ユニバーサルクリエート・佐伯代表、フェローシステム・三好代表取締役、同・西田ジェネラルマネージャー、同・浦崎氏)