仕事の転勤で松山に来て、5年が経とうとしている。その当初から大変お世話になったある方が、昨日お亡くなりになった。 午前。大先輩であり恩人であるその方の、最期の旅立ちを、お見送りする。 在りし日の1コマ1コマが、脳裏鮮やかに蘇り、涙があふれて止まらなかった。大先輩への尽きぬ感謝と、心からの哀悼を捧げるとともに、深い決意を心に誓った。 敬虔な気持ちそのままに、午後は、久万高原町と市内を走った。 いくつかの新たな県民相談を伺い、県庁内の部局折衝その他の執務を行なった後、夜は、愛媛FC2007活動報告会に参加した。 例年、シーズンを終えたこの時期に開催されるのが常だそうだが、今年は、雰囲気が全く違う。 アジアチャンピオンの浦和レッズを破り、強豪・横浜FCを破って、ベスト8進出という、天皇杯全日本サッカー選手権大会での快進撃が続いているからだ。 愛媛FCをサポートする官民各界の代表が集結した会場は、活気にあふれ、各テーブルは、否が応にも盛り上がる。 亀井社長・望月監督・選手を交えて、感謝と喜びの会話が花と咲いていた。 つくづく、勝負は勝たなければならない、と思った。そして、相手が強ければ強いほど、喜びもまた大なのだということを、あらためて実感した。 スポーツと、政治と。世界は違っても、直面する政治課題の解決を1つの勝利と捉えるなら、方程式は同じであろう。 課題解決を阻む敵に対して、どのような戦略と戦術を立て、どのようにアプローチすれば勝てるのか。そのために必要な、日々の実践トレーニングは何か。 政治家こそ、こうした勝負勘を、常に研ぎ澄まさねばならない、と思った。 さて、その愛媛FC。 天皇杯ベスト4を賭けた次の対戦相手は、川崎フロンターレ。12/23(日)13:00、埼玉スタジアムにてキックオフ予定だ。 相手はJ1リーグ第5位という強豪だが、何しろこちらはアジアチャンピオンにも勝っている。その勢いで、元旦の国立競技場から、わが愛媛に最高の初夢を見せてほしい。 がんばれ、愛媛FC! ��ご参照URL⇒ http://www.ehimefc.com/p/index.html )��写真は、今シーズンの活動報告を行なう、㈱愛媛FC/亀井文雄社長)