県民相談対応と、党務と、企業訪問の1日。 とある企業の役員の方と面談の際、ふと考えた。ぬるま湯と茹でガエル、についてである。 民間企業に、保障というものはない。どんな企業も、維持すべき売上と利益が得られなくなれば、倒産だ。 雇用についても、しかりであろう。 だから、1日1日、真剣勝負だ。生活のかかった、シビアな毎日闘争である。 翻って、政治家はどうか。ある意味で、1度当選すると、4年なら4年の間、生活が保障される。 そうしたことが、ぬるま湯、になってはいないか。次の保障がないことを、忘れてはいないか。そんな指摘が、昔から、よく聞かれる。 私は。 政治も政治家も、これから先は、ぬるま湯ではいられない、いられるわけがない、間違いなく、そういう時代に入ったことを、強く、感じている。 ぬるま湯と感じた瞬間に飛び出さないと、茹でガエルになるのだ。 その意味で、まさに任期中は、真剣勝負。そして、勝負を決するのは、成果である、と思う。 成果というのは、支持してくださる方々の、期待成果に他ならない。 結果として利益を出せなくなった企業が、自然と淘汰されるように、成果を示せない政治家は、ごく当たり前に、その支持を失うであろう。 県民は、細大漏らさず見ているのだ。そう思うと、手抜きなどできようもない。 話を戻して。 真剣勝負のビジネスに生きる、その方の立ち居振る舞いと会話の中で、背筋がピシッとするような、有り難い、大切な何かを教えて頂いた気がする。 明日は、本会議の閉会日。次の戦いへのスタートである。 ��平和通りから見上げた午後5時の空)