今日から一般質問となる。自民・民主・社民護憲連合の3会派、4名が登壇。 微妙な空気を感じ取った。議会の中に、通常とは異なる対決姿勢が生じてきている。 先の選挙結果は、地方議会にも確実に影響を与えているな、と感じる。本来、あるべき姿だし、いい変化だと思う。 論戦は大いに結構だし、政党としては望むところだが、主張が異なる場合、争点の本質は何か、ということを大事にしなければなるまい。 ここを曖昧にしてきたのが、今までの政治であったかもしれない。何をいうか、政治はそんな教科書的なキレイごとではない、とお叱りを受けるかもしれないが。 私は、今日の質問のいくつかは、マスコミが取り上げる問題も含めて、明らかに、争点がかみ合っていない印象を覚えてならない。 争点の曖昧さは、ややもすると、議論を感情論と頑迷の泥沼に陥れ、県民にわかりにくさと誤解、ひいては不信を招くことにしかならない、と思う。 まず、争点を明確にし、かつ合意した上で賛否それぞれの主張を行い、最終的に、そのどちらが、より県民に対する利益をもたらせるのか、という論を戦わせたい。 しみじみ。 政治の奥深さと厳しさを感じながら。一方で、これからの愛媛県議会が大きく変化していく兆しを予感しながら。 1つ1つのイシューに対する判断について、きちんと説明責任を果たせる、そういう自身と会派であらねば、と、今日を振り返って、思う。