午後、北条に伺う。事故が絶えない、国道のヘアピンカーブの現場視察である。 これは、確かに危ない。 住民の方々から状況を詳しく取材し、同行の山本ひろし参議員秘書と今後の対応を協議する。 事故そのものは人間が起こすものであるに違いないが、その確率をどこまで極小化できるかは、行政の技術である。 そして、どうすれば危険を回避できるか、事故を防止できるか、それに必要なものは、行政を行う者の“想像力”である、と、私は、思う。 住民の方々の不安を思いながら、事故防止への万全を心に期し、現場を辞した。 夜は、諸会合に参加して、今日も深夜の帰宅となり。果たして終日、私の脳裏を支配したのは、その“想像力”についてであった。 自分自身の行動規範は、どこに拠って立つべきか。言うまでもない、県民の皆様である。 きちんと立てているかどうかは、自分あるいは自分たちが決めるべきものではない、県民の皆様のジャッジであり、それはいかなる場合にも、100%正しい。 であるならば、常に私は。県民の皆様の気持ち、を想像していきたい、と思う。 その目線と心で捉えて、おかしいことをおかしいと思える感性を、失わないように。重々、重々、心に期す1日であった。 今日も、そして、いつもいつもご指導を頂く、拠所ともいうべき方々に、この場をお借りして感謝を申し上げたい。 ��写真は、北条に浮かぶ雲、変幻自在の空)