明日開会の9月本会議を前に、ようやく、質問原稿がまとまった。あとは、各方面のチェックを残すのみである。 これで、朝方眠りにつく日々から開放される、と思うと少し安堵。 あとは本番で、県民の皆様のお気持ちをしっかり代弁できるよう、推敲を重ね、思いを深めてまいりたい。 ホッとするのも束の間、晴天の霹靂は、安倍総理辞任のニュースだ。 マスコミも、国民も、政界も、財界も、日本中が、動転する1日となった。世界にも波紋を呼んでいる、そうだ。 明日から、あらゆるメディアで大変な騒ぎとなるであろう。また、愛媛県議会にとっても、かつてない幕開けとなる。 こうした状況の中で、また、そうだからこそ、私は浮き足立たないようにしたい、と決意する。 誰が総理になるということの予想や興味ではなく。 今、目の前にある現実の生活の困難や、地域の課題にとって、私は何をなすべきなのか、に集中するのみ、と思うのである。 今日も、市民相談をいくつか承ったが、明日の暮らしを悩む、そういう庶民の苦しさを、皮膚感覚でちゃんとわかる政治が、今、求められているのだ。 そのことを、痛切に、感じる。 安倍総理の辞任のニュースを擦り切れるほど見聞きしながら。 少なくとも、わが愛媛県政がそうしたものになっていけるよう、微力ではあるが、私の使命はそこにこそある、と信じて、明日からの本議会を真剣に取り組んでまいりたい、と思う。