参院選から、ちょうど2週間。 マスコミの過熱はいささか治まりつつも、政局をにらんで各党・各議員とも落ち着いてなどいられない、正念場の夏、といえそうだ。 わが公明党も、捲土重来を期して、次へのスタートを切っている。 今日は、先日、見事当選を果たした山本ひろし参議院議員とともに、中越沖地震の被災者支援の募金活動と遊説で、街角に立った。 世間は、お盆休み。松山まつりも始まって。 ご家族連れ、友だち同士、カップルなど、道行く人々の、楽しそうに会話する笑顔が、日ざしと共に眩しかった。 こういう何気ない当たり前の日常に、平和は存在するのだ。どこか遠いところでもなく、大上段でもなく、まるで空気のように。 街頭に立ちながら、脳裏にパッと、確信が生まれた。 空気があってこそ、人は生きられる。が、日常生活の中で、それを意識したり感謝したりすることは、殆どなく。 目を転じると、中越沖地震で被災された方々とその暮らしは、まだまだ復興には遠い状況にあり、思いを馳せれば胸が痛む。 その少しでもお役に立ちたい、という思いからの募金活動だったが、大勢の道行く善意の方が、続々と募金をお寄せくださった。 その真心に、心から感謝と感動を覚えた。 まもなく62回目の終戦記念日を迎える。 先人達が築いてくださった、この平和というものに深く感謝しながら、その上に、さらなる安心と安全と満足を、社会に広げていけるよう、党としても、個人としても、がんばらねば、と心に期す1日となった。