眩しい日ざし、にじむ汗。水不足の懸念が、じわり、広がる。 今日の石手川ダムの貯水率は、46.3%。平成6年の渇水時の推移を、さらに下回る水準だそうだ。 まずは日頃の節水から心がけるとともに、いうまでもない抜本的な解決への取り組みが急務だ。 松山市と西条市については、西条工水を巡る対立の構図で語られることが多い。 が、対立しない構図をどう見出すか、についての議論はまだ十分に尽くされていないのではないか、というところに一筋の希望の感を抱きながら、市内の支持者を訪ねて歩く。 様々なお話を伺う。温かな励ましも、手厳しいご意見も。 どれも生活現場の、生身の声なれば、そこに庶民の現実が、くっきりと、浮かび上がってくる。 不安を煽りがちなマスコミの論調とは別の、自己責任において一生懸命に生活を営む方々。 山の端に沈む夕日を眺めながら。 この、庶民の皆様とともに、皆様のために、このときに。私に与えられた役割をしっかり果たしてまいりたい、と思う。
2007年も明日で、折り返し。 激動にして、あっという間の半年であった。残り半分が、どんな展開となるかは知らねども。 タイム フライズ、バット、タイム イズ オン マイ サイドだ。 で、今日は、これまた私史上初の、常任委員会。私の所属は、環境保健福祉委員会である。午前も午後も、なるほど、そうなんだ、の連続。 感想は紙面・画面に尽くせずだが、ひとことで言うなら本会議以上に、この場が、議員の主戦場ということだ。 当該分野における見識を準備しておかないと、ただの傍観者で終わるし、ここでの質問力が、県民の利益に直結するのだということを、悟る。 また、理事者との信頼関係の醸成と同時に、つかず離れずの間合いと見切りが重要であることを、悟る。 今の私に、最も必要なものは、専門としてのこの分野の研鑽、研鑽、また研鑽、だ。 さっそく明日から、貪欲にひたすら学ぶぞ、と、新たな決意に燃える1日となった。
本会議最終日の今日は、一般質問に4名が立つ。 着眼発想も、パフォーマンスも、4者4様で、昨日までの質問者も加えて、まさに十人十色であった。 特に、住田議員の、ツカミは見事だった。いわく、朝は希望に起き、昼は努力に生き、夜は感謝に眠りたい。 すっかり私の心は、鷲掴み状態。おかげで、食い入るようにその質問を拝聴させて頂いた。 昼の触発に続き、夜は、ほぼ全議員での懇親会があり、先輩諸氏からじっくり、たっぷりお話を伺うことができた。 生きた勉強をさせて頂いた。 政治の奥深さ、かけひき、織りなす人間模様。各々の地元や支持者を背負っての、真剣勝負。 知見も経験も豊富で、人間味あふれる先輩群像に、興味は尽きない。 ただただ今は、貪欲に学んでいこうと思う。
県議とさせて頂いて、約2ヶ月。 今日が、本会議におけるデビュー戦となった。いうまでもなく、私史上初の、一般質問である。 さすがに昨夜は、落ち着かなかった。 寝坊をして、遅刻したらどうしよう。制限時間をオーバーして止められたら、どうしよう。野次に翻弄されたら、どうしよう。手元原稿を控室に忘れたら、どうしよう。 どうしよう、どうしよう、ばかりが脳裏をかすめた。 おかげさまで、それは杞憂に終わり、本番では、ありのままの自分で臨むことができた。 あれほど熱烈にご支持を頂いた皆様の気持ちを、ここで代弁するのがわが仕事ぞ!そうした方々に、必ずや光を届けて見せん!当事者の苦しい思いや、辛い気持ちを、皆ぞ聞け! 汗も滴る必死の思いで、あっと言う間の持ち時間であった。個々の答弁への所感は、ここでは措き、今、思うこと。 それは、街頭演説で太田代表が言われたセリフに如かず。 政治家が問われるべきは、何を言ったかではなく、何をなしたか、という結果である。 その通り。初体験は、通過点なのだ。 ここから、どう実現に運ぶか。それこそが、私のなすべき、真の仕事なのである。 一般質問という、貴重な、ひとつの洗礼を受けたけれど。 実は、明日からが本番ということを、ゆめ、忘れてはなるまい、と心に固く。
本会議は、今日から一般質問へ。各会派から午前2名、午後2名が登壇し、弁舌をふるう。 今日も、新人の私には、なるほど、がいっぱいだった。 傍聴席がほぼ満員御礼で、今日は又えらい多いなー、と思ったら、それは、登壇議員が支持者をバスで招待していたから、とか、 知事に答弁を求めたのに理事者が出てきたら、それは×××とか、 議長から、暫時休憩!のコールがかかったら、控室にフルーツが出てきたり、とか、その他、多々。 今はただ、驚かなくなるまで、議会のすべてを知りたいと思う。 本会議終了後は党務。そして夜は、私の中のご近所、久万高原町へ。皆さん、お元気で、何より何よりだ。 帰る際、本日とれたての、サニーレタスとじゃがいもを頂く。ありがたく頂戴しながら、こういう日常は豊かだなー、と思う。 ひるがえって、この、とれたて、ということの価値を、売らない手はない。いや、絶対に売れるのだ、売りませんか、と勝手に得心するのである。大阪の、なんばパークスを見よ、だ。 なるほど、の次は、さあ、どうやるか。ここからが、私と私たちの知恵の出しどころ。