過疎地域対策について - 質問 - 最後に、過疎地域対策についてお伺いいたします。 先日、山本博司参議院議員とともに、離島振興調査の一環で、中島地域の睦月島、野忽那島を訪れました。初夏を思わせる日差しの中、睦月島では約60名、野忽那島では約30名の皆様に御参集をいただきましたが、一見小規模のように思えるその数は、いずれも人口の約2割に相当。離島生活に対する住民の不安がいかに大きいか、肌身で感じてまいりました。
単身急増社会について - 質問 - 次に、単身急増社会についてお伺いします。 総務省が6月末に発表した2010年国勢調査の抽出速報によりますと、我が国で最も多い家族形態は単身世帯であることが判明しました。全国の一般世帯約5,000万世帯のうち、単身世帯が1,588万5,000世帯と31.2%を占め、1960年の調査開始以来、常に最多であり続けた夫婦と子供世帯をついに逆転したのであります。
県営住宅について - 質問 - 次に、県営住宅についてお伺いいたします。 日ごろ県民の皆様と対話する中で、県営住宅に入りたいが何とかならないかという御相談が、ここ数年とみにふえてきた、そう感じるのは私だけでしょうか。それぞれお話をお伺いいたしますと、失業、倒産、リストラなど経済状況の悪化により、それまでの住環境の変更を余儀なくされ、しかも緊急を要するというケースが多く、できるものなら何とかしてさしあげたいのでありますが、その切実なお訴えに対し、入居申し込みは係る法律と条例に基づき抽せんにより云々というお答えしか示せない現状に対し、じくじたるを覚えるのは私一人ではないと思います。