愛媛県成長戦略2010における食品ビジネスについて - 質問 - さて、ここまで医療、介護分野における問題を提起いたしましたが、これらはいずれも富の分配論と言えます。その必要性を認識すればするほど重要になってくるのは、富すなわち財源の創造という視点であります。 その意味で、現在策定中の愛媛県経済成長戦略2010、経済版えひめマッスルプラン、略して以下マッスルプランと称しますが、私はこれに大変期待を寄せるものであります。特に、昨年9月議会で、私は、県が主体となったニューウォーターの開発の必要性について提言させていただいたところ、本プランの低炭素ビジネス分野における重点分野Aにきっちりと盛り込んでいただき、心より敬意を表する次第であります。
農業の担い手問題について - 質問 - 次に、農業の担い手問題についてお伺いをいたします。 本年5月に公表された愛媛県政に関する世論調査で、次のような結果が出ていました。「あなたは、県内の農業をもっと盛んにするためには、県はどのようなことに力を入れたらよいと思いますか」という設問に対する回答で最も多かったのが「後継者を育成する」でありました。つまり農業の発展に向けて、今、県が最も注力すべきは、担い手育成だというのが、本県の民意と言えましょう。
障害者雇用の促進について - 質問 - 次に、障害者雇用の促進についてお伺いをいたします。 本年上半期のベストセラーで「日本でいちばん大切にしたい会社」という本があります。そこに紹介される日本理化学工業株式会社は、粉が出にくいダストレスチョークの国内シェアナンバーワン企業でありますが、業績以上にすばらしいのは、30年以上にわたって障害者雇用率が70%を超え、皆が生き生きと働く会社であるという事実であります。