次に、マイナンバーカードの取得と利用促進についてお伺いします。 12ケタの個人番号が記載された公的な身分証明書であり、行政手続きのオンライン申請に役立つ「マイナンバーカード」は、国において今年度末までにほぼ全国民への普及をめざす取り組みが進められていますが、その普及率は現時点で44.0%に留まっています。 そうした中、昨年9月に続き、本年1月からマイナポイント第2弾がスタートし、今月からは新たなポイントも付与され、さらなる普及促進が期待されているところであります。
新型コロナウィルス感染症の後遺症対策について、お伺いします。 この間、新型コロナ感染症から回復した後も、後遺症と思われるさまざまな症状で苦しむ患者が増えていると言われます。 新型コロナ後遺症は、味覚障害や息切れ、脱毛といった身体的症状だけでなく、集中力の低下や抑うつなど精神的症状も伴うため、家庭や仕事への影響にも、細やかな目配りが必要となります。
最後に、起立性調節障害についてお伺いします。 朝、なかなか起きられず、あるいは目覚めても倦怠感や頭痛、めまいや吐き気などで学校に行けず、1日中家で過ごし、夕方になると不思議と元気になるものの、夜は寝つきが悪いため、次の朝もなかなか起きられない。怠けやサボりではないけれど学校に行けない。つらいのに誰もわかってくれない。そんな悩みを抱えた子どもたちがいます。 そうした不調の要因の1つとされるのが起立性調節障害であり、私は、保護者からのご相談で初めて、その存在について知りました。