午後、西予市で開催された 「全国過疎問題シンポジウム2011inえひめ」に、出席。 冒頭、今年度の 過疎地域自立活性化優良事例が発表され、 本県上島町の「株式会社しまの会社」が 総務大臣賞として表彰されました。 地域資源への光のあてかたや、 地域外の多様な主体との協働、 そして、理念を実現するために、 プロジェクトを持続可能とするために、 その最大のポイントである 雇用の創出に見事な成果を挙げられた 兼頭社長はじめチームの皆様に、 心から拍手を送りたいと思います。 また、「過疎地域の底力」と題した パネルディスカッションでは、 本県から三好西予市長と、 人間牧場主の若松進一氏が、登壇。 とりわけ、 久々に聞く若松さんワールドは 今なお健在で、 その人材育成と地域づくりに対する 磨きのかかった一家言には、スッキリと感服。 私も負けてられないぞ、と 強く決意させられました。 経済はもちろん、防災も、教育も、 医療や介護など社会保障もそうですが、 地方政治の現代課題は、 ほとんどと言っていいほど、 「過疎」という根っこで合流します。 私は、その解決のためには、 自ら意思決定できる地方分権の実現と 官民チーム行政によるタテ割りの打破、 が最大のポイント、と考えていますが、 その実現に向けた具体的な行動において、 今日の若松さんの域にはまだまだですが、 全力で取り組んでまいりたいと思います。
午後、山本ひろし参院議員・中県議とともに、 愛媛県消費生活センターを視察しました。 文字通り、 消費生活における様々な問題に対し 相談窓口となり情報拠点となる同センターは、 それぞれの市町にも設置されておりますが、 お預かりする案件のうち、 広域的あるいは専門的な案件について県が所管、 という連携役割分担になっています。 センター長のお話によると、 昨年度のご相談件数は4,164件。 訪問販売や電話勧誘に関するご相談が、 中高年の方々の間で急増しているとのこと。 細心の用心と、 身近な中高年者への呼びかけが必要です。 怪しく巧妙な手口に騙されない賢明さを ��人1人が身につけ、 それらに対する気づきのネットワークを 地域と社会に広げていくことが大事です。 県消費生活センターに求められるそうした機能が さらに充実したものになり、そして 県民の皆様の安心につながるように、 全力で取り組んでまいりたいと思います。
スティーブ・ジョブズ氏、逝去。 その訃報は今朝、悲しみと共に世界中を駆け巡り、私たちに極めて大きな衝撃を与えました。 「世界はひとりのビジョナリーを失った。彼の訃報を彼自身が生み出した機器でこれだけ多くの人が知ったという事実が、Steveに対する最大の賞賛かもしれない。」 オバマ大統領が追悼の声明で述べられた通り、 私がジョブズ氏の訃報に触れたのは、まさに「ⅰPad2」によってでありました。 ジョブズ氏の功績に対して、これから世界各地で、限りないオマージュが寄せられるに違いありません。 ��998年にアップル社が行った企業広告、Think differentキャンペーン。 それまでに私が最もシビれた広告であり、今なお、色褪せずに光彩を放ち続ける、 ジョブズ氏そのものというべきメッセージを、いつまでも焼きつけておきたいと思います。 最大の敬意と感謝を込めて。 『Think different クレイジーな人達がいる。 反逆者。 厄介者。 異端児と呼ばれる人達。 社会に適応出来ない人達。 普通では考えられない見方をする人達。 彼らは規則を好まない。 決して現状に満足しない。 そんな彼らを褒め称える事もできれば、けなしたり、異論を唱える事もできる。 栄光を称える事もできれば、非難する事もできる。 けれども、彼らを無視する事は、誰にもできない。 なぜなら、彼らは、物事を変えるからだ。 彼らは、様々なモノを生み出す。 想像する。 癒す。 また、彼らは、あるモノに魅了され、創造し、ヒラメキを与える。 彼らは、人々を魅了する。 彼らは、クレイジーである必要があるのだ。 どうして何の変哲もない人達が、 真っ白なキャンバスを見詰め、作品を理解できるだろうか? まだ誰にも書かれていない演奏を耳にする事ができるだろうか? 空を眺めているだけで研究に没頭する事ができるだろうか? ヒーローは、彼らだ。 彼らをクレイジーと見下す人達もいる。 だが、私達は、天才だと思う。 自分が世界を変えられると、本気で信じる人達こそが、 本当に世界を変えているのだから。』
午後、山本ひろし参院議員・中県議・二宮西予市議とともに、 西予市獣肉処理加工施設「ししの里せいよ」を視察しました。 同市では、 イノシシなどの野生鳥獣による農作物被害、 いわゆる“鳥獣被害”が年々増え続けており、 昨年度の被害額は、 果樹や米・野菜などを中心に3000万円を超え、 農家にとっては極めて深刻な状況が続いています。 これには 防護柵などの侵入防止策だけでは到底追いつかず、 捕獲の強化が何より重要と判断した結果、西予市では、 狩猟者の意欲向上と獣肉の有効活用を目途に 同施設を本年3月に竣工、4月から稼働を開始しました。 ししの里・西予では、 これまで半年間でイノシシ35頭を処理、 今年度中に120頭の処理をめざすとし、 その処理肉は、焼肉・バーベキューはもとより ウィンナーやコロッケなどの原材料として販売。 加工食品業者等による幅広い商品化により、 今後、学校給食をはじめとした地元での普及、 さらには西予市の特産化をめざして取組みたい、 との力強いお話を伺いました。 有害鳥獣による被害は、本県全体では約4億円にも上り、 担い手対策・耕作放棄地対策と併せて、全県の共通課題。 同施設の今後の成果に注目しながら、 また、国や四国4県と連携しながら、 総合的な対策強化に努めてまいりたいと思います。
早朝、松山観光港を発ち、広島市へ。 午後から開催の公明党離島振興対策本部主催 「第1回瀬戸内海フォーラム」に出席してまいりました。 山本参院議員(座長)、谷合参院議員(事務局長)、 赤松衆院議員(顧問)の3名の国会議員と、 瀬戸内海を囲む兵庫・岡山・広島・山口・ 香川・愛媛の5県それぞれの代表が集まり、 来年度で期限を迎える離島振興法の改正について 現場の要望や課題を確認するとともに、 将来に向けて瀬戸内海のプレゼンスをどう高め、 ブランド化していくかについて検討を行いました。 第1回ということでまさに手探り状態でしたが、 各県から非常に熱心な意見が飛び交い、 愛媛代表の私も負けずに熱く語らせて頂きました。 今後、各県持ち回りで議論を積み上げ、 公明党らしいチーム力を生かした政策提言を 行ってまいりたいと思います。 ��フォーラムの詳細内容はこちらからご覧ください)