午後まで、議会にて政務。 夕方以降、県本部にて党務。
9月議会、開会。 一般会計197億8,148万円の補正予算案の提示と事業施策概要に関する説明の後、 加戸知事から、正式な、知事退任に関する表明がなされた。 12年前の出馬表明以来のご自身の来し方を、1つ1つ、噛みしめるように語られる姿を、 しっかり記憶に留めておきたい、と思う。
終日、政務。 午後、「元気えひめの会」に出席。 席上、知事から年内退任の意向が述べられ、明日開幕の9月議会にて詳細が示さるとのこと。 県政上、エポックを画するひとつの時代が終わろうとする感慨と、 これから始まる新たな時代に対する期待と微妙な不安が、会場内を包むように交錯していた。 今後、様々な形で加戸県政の総括がなされると思うが、 私が、議員として初めて目の当たりにしたのが加戸知事であり、その意味で知事は私にとって永遠のメルクマール、といえよう。 この間のご尽力に対して深甚の敬意を表するとともに、有終の任期の全うを心よりお祈り申し上げたい、と思う。
早朝。 公明党愛媛県本部の議員有志一同にて、高松市の大島青松園を、訪問。 私にとっては約1年ぶり、だ。 入所者の磯野さんは西条市のご出身で、奇しくも、この日が79回目の誕生日。 ハッピーバースデーの合唱で交歓の後、初めて訪れた私たちのメンバーのために、 69年前、この島への強制隔離から始まるご自身の半生と、共に過ごし、旅立たれた同志の思い出を、語って頂いた。 初訪問のメンバーの目から大粒の涙が、こぼれる。 何度お伺いしても。 許し難く取り返しのつかない、人権に対するこの不条理を、私たちは忘れてはならないし、繰り返してもならない。 磯野さんの思いを五体に刻み、人権の党・公明党として。 メンバー一同、人権啓発活動に対する決意を確かめ合うひと時となった。
午前、高松市にて種々のご挨拶訪問。 午後は党務、夜は意見交換会等。