終日、事務所にて政務。 ★研修レポート⑧5/14パネルディスカッション「事業仕分け、その評価」 ��福嶋浩彦中央学院大学教授のコメントより/趣意) 「私は12年間、我孫子市長を務めたが、12回とも上程予算は 修正された。首長の提出予算は修正されないというのが通念 としてあるなら、それは間違い。地方議会は、二元代表制 だから、議会の意見を踏まえて修正するのは当たり前だ。」 「当事者だけで事業仕分けを行うと、すべて必要、という結論 になる。だから外部の目が必要。あれもこれもで優先順位を つけるのは過去の話。現在は、あれかこれかの選択の時代。」 「何を選択するか、つまり、何をやめるか、は市民が決める。 そういうしくみが今、求められている。そのためには、事業を 見える化して、自らで点検して、地域としてめざす次の新しい 社会のために、というプロセスがあって初めて有意義な仕分け が可能となる。」 先の研修で、私が最も共感することが多かったのが、福嶋教授の主張であり、地方自治に12年間携わった首長経験者ならではの現場洞察力、に感銘を受ける。 教授は、その後の具体的な仕分けの進め方にも言及し、私案を披瀝されるのであるが、これは、 本県議会がこれから制定をめざす議会基本条例、つまりは議会改革、とも関連して非常に重要な示唆ゆえ、 きっちりと心に留めておきたい、と思う。