AM10:00。 高知市内にて開催された、高知自動車道(川之江JCT~高知IC)四車線化記念式典に、公明党・笹岡県議とともに出席した。 この式典。 高知自動車道の内、対面通行区間であった、馬立PAから大豊IC、南国SAから高知IC、 の、2区間が四車線化工事を完了し、それを記念して行われたもので、 西日本高速道路株式会社(通称:ネクスコ西日本)主催で、国・高知県・愛媛県の行政関係、地元関係各位をはじめ、 衆参両国会議員、両県各市町村の自治体議員が参集し、盛大に開催されたのであるが、 あらためて、 工事に携わられた関係者の、永年のご苦労に心から感謝を申し上げたい、と思う。 その一方で、参加者の多くは、登壇者の多さに閉口したであろう。 それならそれで、光の当て方が違うのではないか、と私は思ったし、 特に、某国会議員のKYスピーチには、たまげた。 ここは、あなたのビジョン報告会ではないのですよ、 それはそれとして、ふさわしい時と場所を選んでほしいし、第一、他の国会議員に比べても、長すぎですよ、 と誰かがおっしゃっていたが、私も、そう思いますよ、である。 ともあれ、これで、上下線ともに、二車線での通行が可能となったわけで、 ユーザーの1人としては、対面通行の解消に、心から安堵、した。 思えば、高知自動車道は、ヒヤヒヤさせられる道路であった。 何しろ、やたらトンネルが多い、山岳道路である。 そのトンネルの中で、 たとえば、大型ダンプカーとすれ違う時の怖さは、ほとんどの方がお感じになられたことと、思う。 そのほか。 片道1車線という、体面通行だから生じるヒヤヒヤ、を挙げると。 適正速度で走行しているにも関わらず、ピタリくっついて離れない後続車、に煽られるヒヤヒヤ、 後続車がハイビームを落とさず、眩しさに気を取られ、突然、対向車に気づくヒヤヒヤ、 明らかに居眠り運転、と思しき、蛇行運転する前の車、の後ろを走るヒヤヒヤ、 特に照明の暗いトンネルで、無灯火の対向車にすれ違うヒヤヒヤ、 大型ダンプに前後を挟まれたときのヒヤヒヤ、 明らかに不適正な速度でノロノロ運転する先頭車両、に続いて、数珠つなぎとなった渋滞のイライラ車両が、何か事を起こさないかと心配するヒヤヒヤ、など。 誰しも、ヒヤヒヤは、イヤイヤ、なのだ。 事実、同自動車道ではこれまで、死亡事故を含む重大事故が絶えなかったのである。 そうした心理的不安から解放され、安全性と快適性がひろがり、 制限速度も時速10Kmアップされ80Kmとなり、経済性も向上することとなった、今回の四車線化を心から歓迎したい、と思う。 ちなみに。 今回の4車線化を記念して、ネクスコ西日本では、8月1日から31日まで、四国内の高速道路が、 普通車だと5,000円、軽自動車だと4,000円で、2日間乗り放題となるキャンペーンを実施中、とのこと。 ��ご参照⇒ http://corp.w-nexco.co.jp/corporate/release/shikoku/h20/0715/index.html ) もうちょっと早く教えてくれれば、と、ちょっぴり思ったりもするが、 間に合う方にはぜひ、大いにご利用頂ければ、と思う。