一般質問、3日目。 今日の登壇は、笹岡博之議員(公明党・新政クラブ)、玉井敏久議員(民主)、高山康人議員(自民)、の3名であった。 わが会派の笹岡議員からは、地方局のあり方、視覚障害者支援、えひめ国体、高校教育、ヤミ金融対策、の5点が質された。 私も5月に同行させて頂いた秋田県への視察が、ふんだんに盛り込まれていた。 もし今回、私に質問機会が与えられていたなら、その部分には、おそらく同じ視点をもって質したであろう。 終了後、何人かの議員から、笹岡議員の質問に対して、これこそ政務調査費の有効活用のお手本、と評されたが、 県民の皆様からお預かりした大事な税金であれば、まさにそうであるべし、と、あらためて深く心に刻ませて頂いた。 2番バッターの玉井議員からは、医療・建設・外国人労働問題・産業振興などが取り上げられた。 とりわけ冒頭で彼が披瀝した、 県議1期生13名が先頭に立って、議会改革を進めてまいりたい、 との情熱に、心から共感を感じたのは私だけではなかったろう。 党派を超えて、大きな流れをともに創ってまいりたい、と思った。 そして、本日のトリは、高山議員が務められた。南予、南予、南予、の各課題と、警察問題について質された。 私にとって、最も印象に残り、また、勉強になったのは、映画「釣りバカ日誌」のロケ誘致に関する提案、であった。 こういう、ど真ん中ストレートは、ありなのだ、と思った。私はてっきり、そういうのはナシ、と思っていたのである。 と、それならば私も、と、思わず、次回9月の質問を心に期す自分が、そこにいた。 ちなみに、映画「釣りバカ日誌」の、シリーズ第14作「お遍路大パニック」の舞台は、高知であった。 振り返れば今から5年前、高知市内でロケが行なわれた際、当時私が在籍していた広告会社が、某メーカーをスポンサードし、大変お世話になった、忘れられない作品なのである。 結局、高山議員の「釣りバカ」質問で、私の頭の中は完全に、めちゃくちゃ懐かしい当時にタイムスリップしてしまったのである。 タイムスリップついでに、タイムトラベルの原田真二にまで遡り、思い出してしまったのである。 Uh-m、時間旅行のツアーは、いかが、いかがなもの、と、ふと。 あの頃のみずみずしい感性は、錆びてないだろうか、あの頃の心のしなやかさは、固まってないだろうか、 と現実に引き戻された。 まだ大丈夫、と思う反面、そういうことを意識しなくなったとき、それは一気に錆び固まる、と思った。 そして、議員として使命を頂く限り。 そのみずみずしい感性としなやかさを、いつも心に湛えられる自分でいよう、そのために、 常に県民の皆様の許から出発し、そこに帰着する自分になっていこう、そのように、思った。 心の中に、新たな決意が湧き起こる、一般質問3日目であった。 ��写真は、タイムトラベルの頃の、原田真二さん。思わず甘酸っぱく、なります。)