今日から、5月。早い、早い。 その、どんよりとした午前。 島嶼部からのご要望を受け、雲峰松山市議と陳情団に同行し、中予地方局に伺った。 さて、地方局といえば。 皆様ご承知の通り、今年度から、東予・中予・南予の3つに再編され、 まさに今、新たなサービス体制が立ち上がったところ、である。 昭和55年度から30年近く続いてきた5局体制、であれば。 各圏域においては、当たり前のように根付いた体制であり、それが変わるとなれば、賛否様々な意見が出てくるのであって。 事実、再編に際しては、そうしたご意見を踏まえた議論・検討に、約5年の月日を要したのである。 再編の必要性について、県は3つの必要性を説いた。 1つめは、合併の進展に伴う市町村数の減少から。2つめは、県と市町との役割分担の変化から。 そして3つめは、三位一体改革などに伴う財政状況の悪化から。 そうした情勢の変化から、見直しが必要、としたのであった。 特に3つめは、いいかえると、県組織のスリム化、である。 県民の皆様からの声を、今あらためて目にすると、その3つめは、最も期待もするが、最も不安も大きい、ことであることがわかる。 地方局再編整備計画のベースにあるのは、権限委譲であり、その結果、サービスがよくなった、を目的としなければならない。 権限が大きくなった分、意思決定が早くなり、地域の声が政策に生かされ、距離よりも心が近くなった。 そうした新・地方局に、変わらなければならない。 その意味で、新体制立ち上がりの今、生活者の皆様の声を敏感に感じながら。 趣旨に沿ったものになっているかどうか、注視してまいりたいし、ちゃんと軌道に乗っていけるように、注視してまいりたい、と思う。 ��各地方局HPは以下の通り。なるほど、それぞれに特色あり、です。 東予地方局HP⇒ http://www.pref.ehime.jp/touyo/index.htm 中予地方局HP⇒ http://www.pref.ehime.jp/soshiki_chuyo_annai.html 南予地方局HP⇒ http://www.pref.ehime.jp/nanyo/index.html )