午前、そぼふる雨の中、県民相談に走る。 こうした活動は、議員の基本であり、私の場合も、ほぼ日常活動となっている。 内容については個人情報であるため、そんな日は、書物の所感など綴るようにしている。 この間は、そうした毎日であった。 と前置きはそれくらいにして、今朝の話。ポイントは、お調べと折衝の、2点であった。 早速、県庁に戻り、部局を訪ね、種々レクチャを受ける。 お話を伺いながら、あらためて。タテ割りとは、スペシャリストの異名である、と感じ入る。 民間でいうところの、スタッフに近い。とすると、営業というゼネラリストの機能も、ぜひ庁内に欲しいところだ。 ともかく、資料を入手・加工し、今度は、折衝だ。 そんな一連の対応を済ませると、再度、相談者宅に引き返し。ご依頼内容の回答と、経過報告を行なった。 こうして書いてみると、何だか、あわて者のようではある。なるほど、あわて者、上等。 民間企業の営業時代、対応の速さは価値、という、それこそ生涯にわたる価値を、叩き込まれたことを有難く思う。 驚かれたように喜ばれる、相談者のお姿が印象的であった。そして、折衝ごとが上手く運ぶといいですね、とお宅を辞した。 まだ、お昼過ぎ。机に置き去りの書類の山を、なんとかしなくちゃ。 と焦るほどに。 この置き去りは、優先順位の問題か、キャパシティの問題か。迷うのであった。 ��写真は、県庁第一別館の行き先案内、の一部。各部門のスペシャリスト案内ともいえる。)