午前、党務。午後、本年第1回目の議員総会に出席する。 新年らしく、各地域・各局の代表が抱負を披露した。先輩らしく、皆様、意気に燃えた、素晴らしい内容であった。 今後の活動について、種々、方針が打ち出されたのだが、思わず、気持ちがキュッと引き締まった。 政党であるからには、そこには明確な理念がある。 そして、いわゆる長の一念は、その一念の確かさと大きさを持って、組織に伝播する。 私は、方針の行間からあふれ出てくる、太田代表の一念の厳しさにしびれた。あまりにものハードルの高さに、現状に甘んじている自身を猛省させられた。 ボヤボヤしないで、庶民のために真剣に戦え、と。思わず、心の師と、ダブって見えた。 正月気分は、完全に、この瞬間で終わりだ。他言は無用。やらんかな、の決意あるのみである。 明日から、新たな週が始まる。さっそく、動きに動いてまいりたい。 生活者のもとへ、生活現場へ、そして、生活者の心の中へ。それが、今日の総会で示された、今後の戦いの要諦であるからだ。 ��写真は、冬の大空を舞うカモメ、か何か)
午後、地元衆議院議員の新春の集いに参加した。 すわ、解散か。と思うほどに支持者が終結し、熱気あふれる会合であった。 ひと通り、登壇者のお話に耳を傾けた後、早々に辞去したのだが、党派が違うとはいえ、実に、貴重な示唆を得たひと時であった。 まだまだ駆け出しの新人議員の私からすれば、政権の中枢で活躍されるその方の存在感は、まさに巨大。 例えば、ゾウさんとアリさん、である。 その方は、話に説得力があるゾウ、世界を股にかけているゾウ。私の方は、経験も知識も困難アリ、だが、初心アリ、精進アリである。 アリはアリでも、県民の皆様のための、働きアリに徹するのみ、である。と、お世話になっているあの方この方の顔が浮かんできた。 さて。ゾウさんといえば、巨象ともいうべき世界的企業の特集記事に目がとまった。��日経ビジネス2008.1.7号/写真) タイトルは、トヨタとGE。副題は、100年革新・強さに溺れない経営、である。 2007年自動車世界生産台数で世界一が確実の、トヨタ自動車と、時価総額42兆円、世界最強複合企業ゼネラル・エレクトリック(GE)。 日米の、巨人。そこには、世界最高峰を極めたもの同士の共通項が、ある。 両社が求めているのは、永遠と普遍、であろう。それ以上、解説するのはおこがましいので、ぜひご高覧を頂きたく。 私が、特に感銘を受けたのは、GE会長兼CEOジェフ・イメルト氏の、次のコメントである。 「私は、GEのCEOとして、並々ならぬ大きな情熱、エネルギーを持ち、新しいアイデアを学ばなければなりません。 こうした湯気が出るようなエネルギーがなくなれば、私は本当に辞めるべきです。昨日起きたことではなく、明日何を起こすのかを日々考えて実行する必要があります。 これが私の考えるGEのリーダーのあるべき姿です。」 湯気がでるようなエネルギーで、明日何を起こすのか、日々、学び、考え、実行し続ける。 世界一の経営者の、凄まじいばかりの生きざまに圧倒された。それはそのまま、政治家に求められる根本精神であるからだ。 万分の、億分の1かも知れないが、小さな湯気を出しながら、私も、氏の実践を見習ってまいりたい、と思う。
仕事始め、御用始め。終日、年賀行事の1日となる。 松山市、愛媛県それぞれ主催の年賀交歓会に参加させて頂いた。きっと上空から見ると、数千人単位の、プチ民族移動が見られたであろう。 その後、知事公舎を表敬訪問。 各界代表・理事者・議員の皆様と懇親のひとときをご一緒させて頂いた後、辞去する頃にはすっかり夕暮れが迫っていた。 その後、同期のある議員から、メシ行こう、とのお誘いがあり、気の合う新人議員4名で、結局、街に繰り出すことになった。 新人だから、一連の交歓会で料理を頂くのも遠慮がちだったからか、あるいは単に食い意地が張っているだけなのか。 とにかく私たちは、お腹がすいていたのである。 私は、思わず、無性に食べたくなったお好み焼きを主張し、みごと全会一致で決定したのであった。 お店をナビして頂いたのは、体育会系石川議員。ここが、よかろ。 どこでも、いいのである。 と、そそくさと、お店に上がりこんで。そこからが、本当の意味での交歓会となった。 まあ、よくしゃべること。それもそのはず、皆、しゃべることが仕事の4名なのだから。 硬軟、緩急織り交ぜて、エンドレス。ここには書けないけれど、これこそ生きた勉強なのかもしれない、と思いながら。 その中で、1つ、興味深かったのは、皆、ブログを大切にしている、ということだ。 それぞれのポリシーがあって、政治活動の重要なパートとして位置づけていた。また、日頃、他の議員のブログをチェックしているのも、共通点であった。 そこから、それぞれのブログ批評が、始まった。よくそんなところまで、という程に、チェックが厳しい。 なるほど、チェックするのが議員の仕事ではある。 で、私のは、どうもマジメで、肩が凝るらしい。たまに、フッと力を抜いた日常を書いたときが評判よろしいようで。 貴重なご意見は、ご意見として。さりとて、私の場合は、毎日の感謝と決意を綴ることが目的である。 このまま、このスタイルを貫いてまいりたい、と思うが、あーせよ、こーせよ、というお声があれば、すぐ対応するのも議員の仕事である。 肩こりが続出するようだと、すぐに見直しを図るつもりだ。 いずれにしても。 同期議員の皆様との、肩の凝らない懇談のひとときは、新たな年も、お互いに切磋琢磨して、県民にお応えしていこう、との決意のもと、散会となった。 私も、油断なく、全力で、働いてまいりたい、と思う。 ��写真は、知事公舎での加戸知事のご挨拶風景、お隣は奥様)
11:00、市内にて、新春えひめスポーツのつどいが開催される。私も、スポーツ振興議員連盟の1人として参加させて頂いた。 総勢約230名。名だたる本県選手・関係者が勢ぞろいし、9年後の愛媛国体に向けた抱負を語り合った。 大亀県体協会長の開会挨拶は、イチロー選手のプロフェッショナルに学べ、であった。山本松山大学ラグビー部監督の来賓祝辞は、凄みさえ湛えた、国体総合優勝宣言、であった。 勝負にかけるアスリートと指導者たちに、ギリギリのところで戦う真剣な生き様に、大いに学ばせて頂いた。 有意義なひとときに感謝しながら。スポーツ振興議員連盟の1人として、微力ながら貢献してまいりたい、と決意する。 夜、今治市内にて開催された、今治西高校33回生同窓会に参加させて頂いた。私にとっては10数年ぶりの、皆様との再会である。 卒業以来、26年が経った。それぞれ、いろいろな風雪を刻んだ、大人の顔になっていた。 が、よそよししい緊張はつかの間。 思わず、忘れていた当時のあだ名が蘇るし、この年になっても、チャンとかクンで通ってしまう、不思議な時空に舞い込んだ感あり。 やっぱり変わっていなかった、と安堵しながら。話しても話しても話が尽きない、楽しいひとときは、あっという間に過ぎた。 先生方も皆さんお元気そうで、何よりだ。それぞれのスピーチには、往年のしぐさや独特の節回しが、今も健在であった。 私も最後に、予期せぬご挨拶に登壇させて頂くこととなった。恐縮に身が縮む思いであったが、ひとこと感謝と決意を述べさせて頂いた。 いつまでも、いつまでも、いつまでも。そして、次の再会も。 お互い元気で、と思う。母校と皆様に、万歳だ! PS塩見さんはじめ、同窓会の準備・運営にあたってくださった皆様、お忙しい中を本当にありがとうございました。心より深く感謝申し上げます。
1月2日、特別な日。 14:00から、髙島屋前の坊ちゃん広場にて、毎年恒例の、公明党新春街頭遊説が開催された。 寒風の中、約30分。 わが党の、中予地域に所属する議員が一堂に会し、一人ひとり、新年の抱負を述べさせて頂いた。 お寒い中を立ち止まって、耳を傾けてくださった方、お手を振って激励くださった方、 励ましのお声をかけてくださった方、見守ってくださった多くの皆様に、心より感謝申し上げたい。 思えば昨年、統一地方選の予定候補だった私は、初めて公衆の面前でマイクを握らせて頂いたのであった。 ひたすら、緊張したことを覚えている。自分の考えを述べること自体、大それたことのような気がした。 そして、今年。緊張は相変わらずだが、もはや議員としての義務である。 僭越ながら、公明党青年局の立場から、この間の若年者雇用の取り組みについてお訴えさせて頂いた(発言内容は以下の通り)。 ますます加速する少子高齢社会のカギは、まさしく青年世代にあり、将来を担う青年の皆様の思いを、政治はしっかり受け止めなくてはならない。 そして、どの党よりも公明党が。 若い方々が、きちんと仕事に就けて、安心して暮らせる、そのための青年政策を充実させ、実現していくことをお誓いし、結んだ。 有言の後は、実行あるのみ。微力ながら、全力を尽くしたい。 (発言内容)・ご承知の通り、わが国は今、少子高齢化が深刻な問題となっている。・一方で、今後も続く社会保障費の増大が、財政を危機的に圧迫している。・これらは、表裏の関係。 ・つまり、支える側と支えられる側のバランスが急速に崩れているということ。・例えば、65歳以上の高齢者比率は、20年前は10人に1人。今は、5人に1人。20年後は、3人に1人の見通し。・これでは、現役世代はやっていけないとうことで、今、社会保障のあり方が、税制を含め、抜本的に見直されようとしている。 ・一方で、現役世代の労働力を確保し充実させていくためには、若年者の雇用問題が非常に重要になってくる。・特に、250万人といわれ、ますます年長化するフリーター・ニート人口。・この方々たちに、何としても、就労・結婚・安定という道筋を立てなければならない。 ・そこで、雇用格差やワーキングプアという現実も含め、若年者の将来不安が増大する中、公明党は政府に申し入れを行なった。・昨年11月、福田総理と舛添厚労大臣に対して、以下の4点である。 ①日雇いなど派遣制度の見直し ②非正規雇用者が正規雇用されるための支援 ③ワーキングプア対策として、身元保証人無しで家賃や生活費などに対する無利子融資が受けられる制度の創設 ④ニート対策のための相談機関「地域若者サポートステーション(通称サポステ)」の拡充 ・サポステに関しては、昨年末、全国の公明党青年局が視察・調査を行い、その調査結果を踏まえたカタチで、対策が強化される見通し。・具体的には来年度、全国で倍増の100ヶ所の開設を推進し、全体の対策予算は今年度の5割増しの354億円と強化される見込みだ。 ・これらは取組みの一部だが、私たち公明党青年局は、若い方々がきちんと仕事に就けて、安心して暮らせる社会を実現させたい。・どの党よりも、若い皆様方の思いがわかる党でありたい。・それが公明党青年局の念頭の決意であり、ご期待にお応えできる青年対策の充実と実現に全力投球してまいりたい。