今日から、師走の入り。 文字通りの駆け足で、この日は、東京を日帰りした。公明党全国青年局長会議に参加するためである。 私は、愛媛県青年局次長として、藤原局長に同行させて頂いたが、若年者雇用を主要テーマに、実に中身の濃い、熱い会議であった。 集まったのは、全国から74名、平均年齢44歳という地方議員メンバー。この年齢を果たして、青年と言えるかどうかは別にして。 気概に燃える雰囲気の中。 全国青年局長の谷合参院議員を始め、伊藤・谷口両衆院議員と鰐淵参院議員の局次長、そして後半からは太田代表も駆けつけられ、党勢拡大に向けた一丸を誓いあう会合となった。 冒頭の政治学習では、厚生労働省から若年者雇用の現状と対策に関するレクチャを頂いた。 要約すると。加速する少子高齢社会のカギを握るのが、まさに若年者である青少年層であること。 その内、新たな若年者雇用は改善されつつあるものの、従来からのフリーター・ニート層の常用雇用化は思うように進んでいないこと。 そうした実態に対して、国も深刻な危機感を持ち、来年度の若年者対策関連予算は、本年度約5割増の354億円を計画していること、等であった。 詳細なプラン説明を聞きながら、愛媛における政策推進を心に期した。 次いで、そのフリーター・ニート層の自立と就労支援を目的とした事業を行っている、��PO法人青少年自立支援センター工藤理事長から、現場報告があった。 理事長は、この問題がいかに至難であるかという事実とともに、解決への確信を熱く訴えられた。 その30年にわたる現場体験と具体事例を通したお話は、非常に説得力にあふれ、会場は共感と感動に包まれた。 そして、この問題に対する理解と取り組みの拡大を、社会全体に拡げていかねばならないことを痛感するとともに。 私たち公明党青年局が果たすべき役割が、重かつ大であることへの認識を、新たにさせて頂いた。 あっという間に、4時間は過ぎ。太田代表の、厳しくも温い、私たちへのエールが掉尾を結ぶ。 庶民に対して、若年者を含むすべての弱者に対して、敏感であれ。 そして、確かな感受性と大感情を持って、そうした方々の力となり、それぞれの地域で確かな存在理由を示せる1人1人に成長しよう、と。 新たな月、の初めに。今日、を初めに。 青年としての気概に立ち、新たな自身への出発だ、と心に誓った。 ��写真は、左から谷合全国青年局長・私・太田代表)