愛媛で、日本初の天然ダイヤが発見されたという。��ご参照URL⇒ http://www.asahi.com/science/update/0910/TKY200709100198.html ) 臨時国会開会とともに、明日の地元紙の1面を飾るか。 記事によると、目に見えないほどの微量でとても宝石に向かない、とのことだが、なぁーんだ、と思わないようにしたいのである。 量の多寡の問題ではなく、有無が問題なのだから。 天然ダイヤは、南アフリカやオーストラリアなど古い大陸が主な産出国であることから、日本では採れない、というのが、今までの学術的な常識であった。 それが、今日、ひっくり返ったわけである。ない、と思っていたものが、あったのである。 今後、さらに研究が進み、日本地質学会をはじめ、わが国の学術振興への貢献と、愛媛における新たな産業や市場の創出に繋がれば、と思うと、思わず期待が膨らむのである。 とともに、この記事を読んで、常識は、たった1日で変わりうるのだ、とあらためて思った。絶えず常識を疑ってみる、心の柔軟と勇気の必要性を、痛感した。 そして。 考えてみれば、生活現場における様々な困難が、法律とか、慣習とか、予算とか。当たり前という、いろんな常識が壁となって、その解決が阻まれているのだとしたら。 その常識を疑ってみる、なかったことにしてみる、そういった大胆なアプローチが、今、求められているのかもしれない、と思った。 今、一般質問原稿の作成に追われながら。まったなし、なのに、1つの記事が目に留まり。 県民の生活満足という価値を前提に、不要な常識の足かせがないか、ときどき頭の中をオールクリアにしてみることだ。 そんな大事なヒントを頂いたのかもしれない、と、ふと思った。