今日1日の戦いをやりきって、ヘトヘトで帰宅すると、1通の手紙が届いていた。 差出人は、昨年まで勤務していた会社の会長である。 おー!なんと、うれしき。なんと、ありがたき。一気に、1日の疲れが吹き飛んだ。 中身を拝見すると。 昔からいささかも変わらない、いかにも会長らしい、謙虚で、かつ謙虚で、さらに謙虚な、お人柄が、行間からにじみ出て、とてつもなく、私を励ますのである。 あー、私は、いい会社で育てて頂いた。日本一の支持者の皆様しかり、この会社の会長他の皆様しかり。 私は、何と得がたく、有難い縁を頂いたものであろう。身の福運に、心から感謝の思いで一杯になった。 だからこそ、その、お世話になったすべての皆様に、これからの人生をかけて恩返しをしなければならない。 あせりも気後れも乗り越えて、初心を忘れることなく、私心なく、謙虚に、地道に、力をつけてまいりたい。 何度も読み返しながら、ヘトヘトの身に、勇気が注入され、決意があふれてきた。 メールや、ケータイや。伝えることの技術は、もはや利便の究極かと思える時代にあって。 勇気と、希望と。手紙という伝達手段の、人を励ますチカラを、あらためて考えさせられた。 心を伝え、また心を感じるには、やはり手紙に如くはなし、である。