ケータイは電話にあらず?とのリードに、目を引く。 通話が「ほとんどない」ユーザーが44%とのことだそうだ。��ご参考URL⇒ http://www.asahi.com/business/update/0721/TKY200707210290.html?ref=goo ) 調査サンプルに、少しバイアスがかかっている点を差し引いても、これは一定の事実であろう。加えて、通信キャリアからすると、とっくの昔の事実である。 言ってみれば、ケータイは、ちなみに電話もついてる、生活インフラだ。もはや、なくてはならない必需品、か。 PDAであり、音楽プレーヤーであり、テレビであり、ラジオであり、カメラであり、トランシーバーであり、おサイフであり、クレジットカードであり、カギであり、会員証であり、ポイントカードであり、まとめると、究極の、ケータイ個人情報ともいえる。 一人当たりの通話料が減少して・・という通信キャリアに対する心配は杞憂だ。それをいうなら、上記それぞれの競合メーカーの危機感の方がよほど上回ることだろう。 さて、そのケータイ。 今後ますます広がるユビキタス社会を見通したときに、究極の利便性と、隣り合わせの危険性をにらみながら、行政としても、その活用を今のうちにしっかり研究しておきたいところだ。 目下の参議院議員選挙も、近い将来、ケータイから、という可能性もなくはないのだから。